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::: 説  教 :::


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Name   T・Y
Subject   9/10 特別伝道:オリーブチャペルコンサート礼拝 
9/10 オリーブチャペルコンサート礼拝 
司会:藤本牧師
説教:玉川聖学院 安藤理恵子学院長:実を結ぶ者になる ヨハネ15:3〜5

※オリーブの素敵な曲や安藤先生の大変面白い説教の前段なども含めて、コンサート礼拝で語られたほぼすべては、「聖日説教」に載せています。
お読みになりたい方は「聖日説教」をクリックして、IDとパスワードを求めるメールをくださればお渡しいたしますので、それでアクセスしてお読みになれます。(空メールでなく、実名、所属教会名必要)

☆聖書箇所     ヨハネ15:3〜5 

週報の裏側に今日の聖書の箇所が記されていますので、まずそれをお読みして、それから安藤先生をご紹介いたします。
お読みいたします。15章の3節――
 
<ヨハネ15:3〜5 >
3あなたがたは、わたしがあなたがたに話したことばによって、もうきよいのです。
4わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことができません。同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。
5わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

☆安藤理恵子先生の説教     実を結ぶ者になる

ま、いつもこの自己紹介をすると、時間のほとんどが終わるということになっておりますけれども(大笑)、今日読んでいただいた聖書の箇所、申し訳ありません、5節も読んでいただきたかったんですね。5節のところを追加して読みたいと思いますけれども、お手元に無いかと思いますので、聖書を開けない方はお聞きください。

5私はぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

「実を結ぶ」という言葉が今日読んでいただいたこの短い聖書の箇所の中に出て来ます。
「実を結ぶ」というのは、だれもが願うこと。
でもそれが何を意味するのかということは、皆さんの年代や、経験によって期待するものが違いますね。
生徒たちは成績が上がること、大学に合格すること――「実が結ばれた」という風に考える。
そして大人になって行くと、職場で昇進すること、あるいは評判が良くなること、
あるいは家族のことを第一に考えるのならば、子どもが生まれて、子どもが自立して立派になって行くこと。
いろいろなイメージを、私たちは「実を結ぶ」という言葉に重ね合わせます。

でもどのようなイメージにしても、「実を結ぶ」ということを考えた時に、何か形になって見える、良いものが残った、こういう形になった――そういうイメージであるに違いありません。
今日は皆さんと一緒に短くこの聖書の箇所から、3つの言葉だけ、確認というかご説明させていただきたいと思います。

一つ目はこの「実を結ぶ」という事柄に関して――これはイエス・キリストの台詞なんですけれども――

1)イエス・キリストが「とどまりなさい」という言葉を連呼している、というのがわかるでしょうか?

4節のところには、「わたしにとどまりなさい」「とどまります」「とどまっていなければ」そんな言葉が続き、5節にも、同様に続きます。

ここで皆さん、私は自分の実態として記憶しておかなければいけないことがあります。
私たちはこの社会の中で、「頑張ろう!」とか「がんばりなさい!」とか「あなたには力がある」という風に、お互いを鼓舞して生きております。
でも聖書が語る人間の真実というものは、頑張る力というものは、私たちの中にある力としては限られている。
人間というものは、本来は自分で自家発電して生きていくのではなく、もっと大きな存在とつながって、もっと大きな豊かなものから力をいただいて、もらって生きて行く――それが人間の生きて行く姿だという風に聖書は説明しているのです。

私たちがキリスト信仰というものを持たなくても、普通の友人関係だけ考えてもそうですね。
私たちが辛い経験をした時に、誰かの一言――この前生徒たちを連れて被災地に、岩手の方にボランティア・キャンプに行きましたけれども、被災地の皆さんっていうのは口をそろえて言います――
「こうやって人が来てくれるということ、人が覚えていてくれるということが自分にわかること、それが生きて行く力になるんだ」って。
人間同士の誰かの心を私たちが受け取ると、頑張ろうとか、頑張れるとか、ここを死なないで行けるという風に思うわけですよね。
私たち人間には、外からの力が必要です。

そして聖書は、外からの力というものを人間同士だけでもらうのでは足りない。
本当は人間をお造りになられた神という存在に繋がって、この存在から豊かなものを受け取り続けるという日常があるのが、人間が健康に豊かに「実を結んで」生きていく道なんだという風に聖書では伝えるんです。

そして2つ目――この台詞はイエス・キリストの台詞ですので、「わたしにとどまっていなさい」という言い方の通り、常にここで自己主張が入ります。

2)とどまる所、繋がる先はどこ?誰?と言ったら、聖書の答えはいつも同じ、イエス・キリストに。

このイエスという存在に繋がる。この存在の中にとどまる。
そうすると、キリストも私たちの中にとどまってくれる。
ま、見えない世界のことですので、抽象的な感じでしか表現できませんが、そういう言い方が為されています。

私が初めて聖書を読んだ時に、「イエス・キリストだけが」ということが、どんなに不愉快だったかしれません(大笑)。
でもいま私、自分が信者になってみまして、皆さんに改めて同じことをお伝えしたいと思います。
聖書という書物は、どこを切っても、キリストだけが救い主、そしてキリストだけが、本当の神と我ら人類の橋渡し・仲介者になれる方だという風に説明しているんですね。
そして多くの皆さんがご存じの通りに、イエス・キリストが一度はっきり死んでしまって、でもその後それと同じ身体をもって数日を置かずに――聖書の中では三日目にと書いてありますが――よみがえって同じ体で姿を現した。
いわゆる「復活した」ということですよね。
復活したという事実を見て、「このイエスこそが普通の人間ではない」というその証拠が復活なんだ、というのを当時の人たちは知ったわけです。
ですから私たち・キリスト信者にとって、復活というのは無理やり信じる対象ではありません。
むしろ私たちが信じがたい事柄をあえて信じる気にさせられた、
それはそもそも信じがたいと思っていた人が復活して見せた、それも本人の予告通りに、
それをイエス・キリストが人々が見る中でやって見せた、という過去の事実があるから。

その復活に乗っかって、当時爆発的にキリスト信者が増えたんですね。
キリスト教信仰というのは、非常にほかの宗教と比べて独特です。
教祖が生きていた時でなく、死んだ後に爆発的に信者が増えたんですよ。
何事かがこの教祖が死んだ後に起こったとしか思えない。
それを聖書は復活したんだという風に私たちに伝えています。

このイエス・キリストが、私たちのために身代わりに死んでくださったという――この独特な私たち人類を救うための神の方法――それが聖書に描かれているイエス・キリストの十字架の話です。
私たちの罪というものは、「神さまと私たちが関係が切れている」ということを、聖書では「罪」という言葉で表現しています。

もともとのおおもとの方と関係が切れているわけですから、一生懸命自家発電して頑張っても、私たち話がこじれる時にはぐちゃぐちゃにこじれます。
私たちの家族の様子を見ても、近所付き合いを見ても、国際関係を見ても、どうやってこじれて行くかということを、三歩下がって見る人たちは少しわかりますけれども、当事者たちはぐちゃくちゃになっていくだけですね。
解決するっていうことが難しくなります。
それが、地球規模で全体でなされているというのが、聖書から見た私たちの世界の現実です。

私たちはつぶれかかった会社を立て直すために、自分が苦労したいとは思わない。
様々な債権がわあ〜ってあって、人間関係もぐちゃぐちゃになっている、警察も入っている、そんなところに解決しましょう!なんていう風に、私たちは自分から進んで入って行くなんか普通はしません。

しかしこのイエス・キリストという方は――誰にも解決できない、そして本人たち何が原因かわからない――そういう風になっているこの人間の世界の中に、
火中の栗を拾うように、でも拾うために手を入れるのではなく、身体全体で人間になって入って来て、
そして一人の神の子として、人の子として死ぬことを通して、
信じる者すべての身代わりを果たしてくださった、というのが聖書で解説されている内容です。

この方しか、そういうことをした方というのはいらっしゃらない。
逆に言えば、この方だけでも覚えておけば、私たちの行いが中途半端なものであっても、私たちがどんなに愚かな者であっても、本物の神と私たちにはちゃんとしたパイプがつながることができる、という風に聖書は言うのです。

最後に、「豊かに実を結ぶ」――

3)「豊かに」という言葉を聖書は何度も使います。

皆さん、私たちは本当に豊かな国に生きています。
そしてなんと貧しい心で生きていることでしょうか?貧しい心というのは、満足しない心。
豊かな心というのは、これで十分だっていう風に満足できる心です。
私たちが知っている世界は、「足りないでしょう?」ということを私たちに言って来る、そういうコマーシャルで溢れておりますが、
聖書は逆のことを言います――「こんなに与えられているでしょう」って。
「そして、あなたがたがキリストを信じて祈り求めるなら、いま持っている以上の豊かなものをわたしはどんどん与えるつもりだ」

与えてくれる方を知っている時に、私たちは安心します。
ここにこういう方がいるのならば、頼みさえすれば、もらえる。
この方と一緒にいれば、私たちは心配しないで生きて行ける。豊かに実を結ぶ。安心できる形で人と向き合える。

このことが教育の面においても、いかに大切かと思わされるのです。
子どもたちに向き合い、時間を取って、愛して、その子に満足する。
「ありのままで、おまえがいてくれるだけでいい」と言われた子どもは、安心して勉強しますよ。
「そのままじゃだめだ」と言われた子どもは追い詰められて勉強します。
でも楽しく自分を伸ばせるのは、愛されている子どもたち。
そして私たちも、ひとりの子どもとして神さまから愛を充分に受ける、キリストに留まるということが必要なのです。
ひとこと最後にお祈りしましょう。

☆お祈り――安藤理恵子先生

天のお父さま、私たちが聖書を開く時に、普段の生活の中では知らされることのない、神さまの目から見た私たち人間の真実を教えられます。私たちのために地上に来てくださったイエスさまを、どうぞここにいらっしゃるお一人お一人、聖書のみことばからはっきり知って、そして心に受け入れ、豊かな歩みを進めていくことができるように、どうぞ特別な祝福をお一人お一人にお与えになってください。御手にゆだね、感謝とともに、イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。


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DATE: 2017.09.11 - 14:24

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