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::: 説  教 :::


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Name   T・Y
Subject   11/22 ガラテヤ(6)福音の真理に向かって  ガラテヤ2:11〜14
☆聖書箇所  ガラテヤ2:11〜14
 11ところが、ケファがアンティオキアに来たとき、彼に非難すべきことがあったので、私は面と向かって抗議しました。
12ケファは、ある人たちがヤコブのところから来る前は、異邦人と一緒に食事をしていたのに、その人たちが来ると、割礼派の人々を恐れて異邦人から身を引き、離れて行ったからです。
13そして、ほかのユダヤ人たちも彼と一緒に本心を偽った行動をとり、バルナバまで、その偽りの行動に引き込まれてしまいました。
14彼らが福音の真理に向かってまっすぐに歩んでいないのを見て、私は皆の面前でケファにこう言いました。「あなた自身、ユダヤ人でありながら、ユダヤ人ではなく異邦人のように生活しているのならば、どうして異邦人に、ユダヤ人のように生活することを強いるのですか。」

☆説教  福音の真理に向かって
さて、聖書の箇所を見ていただきたいと思いますが、ガラテヤ人への手紙の2章の11節から前回の続きになります。
2章に入りまして、明らかでありました。
それはパウロが、バルナバとテモテを連れて、エルサレムのおもだった人たちに会うために、ま、エルサレム会議に出席するために、出発した。
その時、ユダヤ人も異邦人も、同じ一つの福音をもって救われるんだと――ま、全然文化は違いますけれども――救われる福音は、キリストは一つだということが確認されました。

そして、エルサレムの主要な三人の使徒たちは、(※ヤコブ・ケファ・ヨハネのこと)
パウロに何一つ付け加えることなく、
パウロの福音を理解し、パウロを認め、
パウロに交わりの右の手を指し伸ばした。
というのが、前回一緒に見ていただいたところです。

さて、今日はその後の出来事なんです。
話し合いでは、つまり頭の中では、十分に解っていたことなんですけれども、
パウロとバルナバが戻って来たアンティオキアの教会で、今度はペテロがいるわけですが、
ペテロが異邦人(非ユダヤ人)との交わりから身を引くという出来事がありました。
それを皆の面前でパウロはペテロを非難しているという事態であります。
ちょっと聖書を見ていただきたいと思うんですが、11節ですね。

   11ところがケファ(***ペテロです、と説明)がアンティオキアに来たとき、彼に非難すべきことがあったので、私は面と向かって抗議しました。
12ケファは、ある人たちがヤコブのところ(***というのはエルサレムです、ユダヤ教の本拠地のキリスト教会です、と説明)から来る前は、異邦人と一緒に食事をしていたのに(***も関わらず、と説明)、その人たちが来ると、(***ユダヤ人教会の、ま、非常に右派ですね。右よりの考えをしている保守的な人々を、と説明)割礼派の人々を恐れて(***今まで一緒に食事をしていた、と説明)異邦人から身を引き、離れて行ったからです。

というこの場面からお話をいたします。
初めに、状況を把握したいと思うんですが――
アンティオキアの教会というのは、特殊性がありました。
エルサレムでのステパノの迫害に始まって、エルサレムのクリスチャンは迫害の嵐を逃れるように、アンティオキアという北の地方へ逃げて行きます。
また今年ゼカリヤ書の学びをいたしましたけれども、この地方にはもともとバビロンやアッシリアの侵略によって散らされたユダヤ人が多く住んでいた所です。
彼らを対象とした伝道も始まりました。

すると、どういうことになるのか?
アンティオキアというのは、パレスチナから離れた小アジアの小さな町であります。
でもこの町に生まれた教会というのは、ユダヤ人とギリシャ人が一つの交わりを形成していた稀な町です。

これは実際に、そんなにあるわけではないんですね。
海外に行きますと、沢山日本人教会があります。
日本にも、例えば韓国の教会があります。
一度私たちの教会に来られて、私たちの方から韓国の教会を紹介した例もあります。
でも、文(※韓国出身・むん)さん一家のように私たちの教会に10年以上(笑)、私たち以上に日本語が堪能な中、一緒に過ごしておられる方もおられます。
時々教会では礼拝の後に食事会がありますので、ついつい同じ出身の者たちが集まるというのが、大体どこの世界にあっても傾向性としては同じです。
外国にいるから余計に母国のことが懐かしいということで、あまり外国の人たちの教会に行かずに、母国の人の教会に行くというのが、ま、世界的に通例でありましょう。

ですから異民族が混在している教会というのは、実はあんまりないんですね。
ところがこのアンティオキア(教会)は、ユダヤ人と非ユダヤ人という、非常にこれまで対立関係にあった人々が、一つに礼拝をしている。
私たちもそれを目指しています。「強い人も弱い人も、日本語が解る人も解らない人も
どんな人でも私たちの教会にお出でください」というスタンスをいつも明確にしてきたつもりです。

ここにペテロがやって来ました。
で、今読みました12節に――ちょっと聖書を見てくださいね――ありますように、
(※カメラは12節あたり。「割礼派」に黄緑のハイライト)
12ケファは、ある人たちがヤコブのところから来る前は、(***つまり割礼派が、ユダヤ教の保守的な人々が来る前は、と説明)異邦人と一緒に食事をしていたのに、……

と書いてありますが、
「異邦人と一緒に食事をしていた」というのはどういうことだと思います?
それは普段ユダヤ人が食べないものを、彼は食べていたということです。
何を食べるかに関して、ユダヤ教には非常に厳しい戒律がありました。
そんなものは無視して、みんなと一緒にお交わりをして、同じものを食事をしていたというのです。

ところが、エルサレム(教会)から人々がやって来た途端、ペテロは怯みます。怯んでしまう。

12……その人たちが来ると、割礼派の人々を恐れて異邦人から身を引き、離れて行ったからです。

と書いてあります。
なんと13節を見ますと、「バルナバまで」と書いてありますから。
(※画面には13節「本心を偽った行動をとり」「バルナバまで」14節「彼らが福音の〜見て」までにオレンジ色のハイライト)
あのエルサレム会議に行って、異邦人もユダヤ人も共にキリストの救いにあずかると一緒に主張していた《バルナバさえも》異邦人から身を引き、食事・交わりを別にした、ということが、どれ程パウロはショックであったか!
これを、パウロは13節で「本心を偽った行動」という風に記しています。「本心を偽った行動」です。

さて、この場面から簡単に3つのことを目に留めたいと思います。
1)割礼派の圧力。あるいは周囲の圧力です。

ペテロは神さまから幻を受けました。(***使徒10:9〜16)
異邦人の食事習慣を受け入れるように。そして異邦人の交わりの中に入って共に食事をするように、すべての食事はあなたがたを汚すことはない。わたしがきよめたすべての食事を祈って、感謝して、受け取るならば、それはあなたがたのたましいとあなたがたの身体の祝福となる、と神さまは教えてくださいました。
そんな明確な啓示を受けておきながら、ペテロは忘れてしまったのでしょうか?
あるいはその啓示の考え方を変えてしまったのでしょうか?

いやいや、そうではありません。頭ではよく解っている。
その頭ではよく解っているにもかかわらず――その解っていることは、彼の「本心」なんですけれども――彼はその本心を、周囲のプレッシャーによって曲げてしまったというのが、パウロのここの批判であります。

人間というのは、弱いものです。
あ、これは自分の本心ではなかったな、と後になって反省することは多々あります。
そして、どうしてそんなに自分の本心を偽って行動してしまったんだろうか?と言われると、よく考えてみると、周囲のプレッシャーがあった、ということがままあるものです。

ペテロを追い込んだのが、「割礼派の人々を恐れて」(ガラテヤ2:12)とあるように、
人の目を恐れたがゆえに、彼は最終的に自分の本心を偽ってしまった。
人の目を気にしたあまりに、自分の体面を考えたあまりに、私たちは本心を偽って行動するということがある、ということを心しておかなければいけないと思います。

かつてペテロは、主イエスがあの大祭司の官邸で裁判にかけられている時に、
官邸の中庭でたき火に当たっていたペテロは、(※マルコ14:66〜72)
「あなたもイエスの仲間だね」と問い詰められた時に、
なんと三度も「私はイエスなんか知らない」と否んだ。
それはあの時の、異様なまでのプレッシャーが、ペテロの本心を偽らせたんですね。

ですから、人の目を気にする、恐れる、というのは、私たちにごくごく一般的に現れます。

高津教会では今から15年位前まで、高津教会が誕生して以来、溝口の駅前で路傍伝道がありました。
路傍伝道っていうのは、今のあのペデストリアンデッキの下が、ま、普通人々が行き交う場所でありまして、そして丸井の一階に入っているコンコルドというパン屋さんが角にありまして、そしてそこの角っこで私たちは讃美歌を歌い、そしてチラシを蒔き、短い説教をし、ということを夕方毎回日曜日やっていたんですね。
もうそれが習慣でしたから、私も当然かのようにやっていましたが、ま、今考えても、よくやったなぁと思います(笑)。よくやったなぁと。
幾つも理由があるんですね。
一つの理由は、どんなにやっても人が来ない(笑)というのが最大の徒労に終わるような出来事なんですけれども、
やっぱり私は恥ずかしかったんですね。
それを吹っ切って大きな声で歌い、そしてそんなことを考えずに道端で説教するということが、慣れてしまうと簡単にできるんです。
でも私(藤本牧師)はこの町で育ち、この町の小学校に行き、この町の中学校に行ったんですね。時々、会うんですよ、昔の友人と。
そして、友人が会うと必ず、「おまえ、ここで何やってるの?」っていう風に聞かれるわけですよね。
これが私にとっては一番しんどかったですね。
で、私はもうその時は決めました。
「牧師やってんだよ。そういうおまえは何やってるんだ?」という風に(※思い出して噴き出す藤本牧師)質問を逆に切り返すということを自分で学びました。
すると彼は「いや、俺まだとんかつ屋やってんだよ」
「あ、おまえもお父さんとこ継いだわけね」とそういう話をすり替えていく(笑)術を学ぶようになりました。
でも、町中で、交差点で青になった時に、人が行き交う中、チラシを渡すぐらいはまだできます、丁寧に。
でもあそこで賛美歌を歌い、そして説教をし、それから昔の友人と目を合わせてしまうというのは、何とも言えずバツが悪かったですね。

周囲のプレッシャーというのはもう様々。
特に社会で労しておられる皆さんにとって、あるいは学校の中で唯一自分がクリスチャンであるという時に、自分の本心を偽るような出来事っていうのは、もう無数にあるわけですね。
それは私たちは人の中に生き、そして人の目を気にする人間だからです。

結果的に、ペテロはアンティオキアの教会の異邦人を裏切っただけではないんですね。
それは、(ガラテヤ)2章のこの言葉を見てください。
2章の21節――ペテロは最後こう言うんですね。
(※画面は、21節を説明しつつ指でなぞる左手。20節「私を愛し、〜信仰によるのです」に黄緑のハイライトあり)
<ガラテヤ2: 21>
21私は神の恵みを無にはしません。……

ということは、もしここで異邦人との交わりから断って身を引いて、そしてユダヤ人の所に行ったとしたならば、バルナバもペテロも神の恵みを裏切ったことになる、ということをパウロは言っているんです。
ですからパウロはペテロを皆の面前で厳しく非難したと。
それは人の目を気にして自分の本心を偽る、ということは大いにあるのかもしれない。
しかし、自分が本当にいのちをかけて信じているようなことを、そのようにドブに捨ててはいけない、ということをパウロは指摘したかったんですね。

大学の時に哲学を私(藤本牧師)は専攻いたしました。
哲学の一番最初の哲学史という授業がありまして、その時に大学の先生が講壇で冒頭でこんな話をしてくれました。
「哲学は、他の学問とは違う」と。
ま、良く知られている話ですけれども、その時の私には新鮮に響きました。

16世紀に活躍した、二人のイタリアの有名な人物がいる。
一人はガリレオ・ガリレイ(***1564〜1642)。
もう一人はジョルダーノ・ブルーノ(***ドミニコ会修道士***1548〜1600)です。

ガリレイは、当時の教会の定説であった天動説(地球の回りを宇宙が回っている)という通説に反対して、(逆に地球が太陽の回りを回っている)という地動説を唱えた天文学者でありました。
彼の見解は宗教裁判にかけられ、地動説の撤回を求められ、「撤回しなければ火あぶりの刑になる」という風に言われた。
彼はその要求に従い、宗教裁判所を出る時に、「それでも、地球は回っている」という有名な言葉を残したと言われていますよね(笑)。

その哲学の先生はこう言いました。
「同じ16世紀のイタリアで、ジョルダーノ・ブルーノというのは、天文学者ではない。
彼は哲学者だった。」
彼は哲学的に、地動説に基づいた世界観というものを説いていた。
で、彼もまたガリレイと同じように宗教裁判にかけられ、7年間ローマで投獄され、その間も持論を曲げずに、最後は火あぶりの刑で死んでしまう。

その先生は、「これが哲学だ」と言いました。
ガリレイの方が意志薄弱であったのではない。
ガリレイが最後に撤回して、「それでも地球は回っている」と言った時に、
どうせ自分がここで意地を張って主張をしなくても、また誰かがこの自然の現象を発見して、それを説明して、必ず証明してくれるという。
それが自然科学の真理のあり方だ。

ところが、哲学っていうのはそうではない。その道は許されていない。
それが真実であったとしても、誰かがまたその真実を発見するとしたとしても、
その哲学を自分で生きて初めて、いのちをかけて自分で守って初めて、哲学をしていくという意味があるんだ、という風にその先生は教えてくださいました。

私(藤本牧師)は信仰の世界にも同じことが言えるんだろうと思います。
キリスト教の情報を沢山知っておられるかもしれない。
キリスト教の歴史やその問題点も沢山知っているかもしれない。
でも信仰も、確信も、内なる愛も、希望も、私たちがそれを偽らずに、曲げないで行動して初めてそれが信仰になり、それが確信となり、それが愛になる(アーメン)。

「神が愛である」という時に、自分が証明しなくてもきっと誰かが証明してくれる、ではない。
「神はまことに善にして善なるお方、愛なるお方であった」と自分自身が確信して、行動に移して初めて、自分の信仰は生きていくんだと(アーメン)。
信じていることを生きないのは、信じていないのと同じだという厳粛さ――それを信仰者は持たなければいけないと思います。(アーメン)。

2)もう一つです。じゃあ、(福音の真理に生きることは)そんなに簡単に行くのか?
特に厳しい世の中で戦っておられる皆さんには、そんなに簡単にいかないだろうと思います。
むしろ私(藤本牧師)のように職業的に牧師になってしまった方が、キリストの真理に生きるということは楽なのかもしれない。
でも世の中のこの荒波に揉まれながら信仰を貫く、ということは非常に難しいんだろうと思います。

一つ言葉に注目していただきたいと思うんですけれどね、14節。
(※カメラは14節「彼らが福音の真理に向かって〜見て」13節「本心を〜とり」「バルナバまで」にオレンジ色のハイライトを映す)
この14節の言葉を今日の説教題に取りました。

14彼らが福音の真理に向かってまっすぐに歩んでいないのを見て、私は皆の面前でケファにこう言いました。「あなた自身、……

(※パウロはペテロを)非難した。
「福音の真理に向かって」という、この「向かって」という前置詞は、その方向を示す前置詞なんですね。
以前の新改訳聖書第3版では、「福音の真理についてまっすぐに歩んでいない」だったんですけれども、
(新改訳2017は)より適切に、「福音の真理に向かって」と訳し変えました。
私(藤本牧師)はこちらの訳の方が良いと思っています。
つまり私たちは福音の真理に完全に生きることができないかもしれない。
でもそれに向かって、できるだけまっすぐに生きていきたい。
それを目指して生きていきたい。
ペテロやバルナバが陥った問題の性質をより深く理解しながら、それを自分自身に対する戒めと考えながら、何とかして福音の真理に向かって生きていきたい。

それは一昼夜にしてできることではないでしょう。
ユダヤ人の食事律法に、生まれてこの方ず〜っとこの習慣に浸って来た、と同じようなものが私たちの内側にもあります。
日本人としてこれは当然で当たり前だ、ということも私たちにはあります。
ですから、福音の真理に私たちの考え方や人生を向かわせる、というのには、確かに時間がかかる。
だけど、もし聖霊が示してくださるならば、一歩でも二歩でもそこに近づけるように、私たちは歩んでいきたい、という努力を決して忘れてはいけないですね。

3)では、そのように《福音の真理に向かって生きていくための秘訣》を紹介して終わりにしたいと思います。

旧約聖書の「箴言」というところを開いてください――詩篇の後ですね――今画面に映しますので、箴言の29章を開いてください。29章の25節です。30章のちょっと前ですね。

<箴言29:25>
(※画面は「しかし」を除いて25節全部に黒インクのペンの傍線)
25人を恐れると罠にかかる。
    しかし、【主】に信頼する者は高い所にかくまわれる。

(※もう一度繰り返して読み、強調する藤本牧師)
このことを、私たちの心の内に留めておいていただきたいと思います。

もう30年も昔の話ですので、名前を挙げてもあんまり問題ないと思いますが、
IYさんの紹介で、四日市教会からUさんという30代位の男性が東京に転勤になりました。
IYさんが、彼を高津教会に紹介してくださいまして、
日曜日のお仕事がありますので、彼は大体水曜日の夜の祈祷会にお出でになっていました。
彼は四日市教会の会員で、そして鈴鹿サーキットにお勤めで、東京に転勤になり、仕事が変わりました。
以前はサーキットのレースの仕事で、今度はF1レースのスポンサーを見つけて来るという仕事に変わったんですね。
スポンサーを取って来るという仕事は――彼はよく言っていました――ほとんど夜の接待で決まると。昼間決まるわけではない。
彼は大変それに抵抗がありました――スポンサーを招いて、そして夜の接待で落として、そして契約を取るというやり方に。
彼は意を決して、「よし、立派なホテルでフランス料理を食べて、そして契約を取ろう」と(笑)。
上司に反対されました。「それじゃだめだよ」と。
でも「どうしても、それで行かせてください」と。
見事に契約を取れませんでした(笑)。
散々上司からどやしつけられ、意気消沈して、そして転職を考えていました。

(よく祈祷会の後で、祈りました。彼は悩みに悩んで、最終的には、)
F1興業で海外からやって来る色んなチームを、素早く税関を通すことができるわけですから、税関職に自分は職を変えたいと、そんなことも言っていました。
でも、いよいよ税関職のテストを受ける前ぐらいに、神さまは彼をもう一度鈴鹿サーキットの前の仕事に帰してくださいました。
彼のどこまでも、「常識的にF1レーサーは夜の接待で決まる」と言っているのに、「自分はそれはできない」と。
だったら、「昼のフランスのコース料理にスポンサーを招いて、何とかそこで決着をつけたい」と。
そこまで考える程、彼は自分の信仰的な生き方に一つの芯を与えて、それに沿ってまっすぐに生きたいと願っていたんですよね。

「人を恐れる者は罠にかかる。
しかし、【主】に信頼する者を主は高く上げてくださる。」
という経験を、実はUさんだけでなく、皆さんみんな持っていらっしゃるんですよ。
そういうことが学校であったはずですよ。
そういうことが、自分の人生で何度もあったはずです。
ですから、今日の私たちの祈りは、「いつでも、福音の真理にまっすぐに向かって生きることができますように」です。

☆お祈りをいたします――藤本牧師
恵み深い天の父なる神さま、今日は新しい方々も久しぶりの方々も共に迎えて礼拝を捧げることができたことを感謝いたします。
私たちの教会の医療従事者、介護従事者、また学校に通っている方々、学校の先生、また会社に行かなければならないお一人お一人に、あなたが特別な天からのバリアを張ってくださり、コロナ、インフルエンザ、風邪という気管系の病気からお守りください。
こういう中でも、KさんやまたTさんのように手術を経ていった方々もおられます。Mさんのことも覚えてください。
どうか私たちの教会、12月の終わりまでこの状態でありますけれども、最後の最後に至るまで、私たちの信仰家族を一つにし守ってくださいますように。

今日共に学びました。こんな小さな私たちでさえ、福音に向かってまっすぐに生きることを、人目を気にせずに、あなたの力によって守られた体験がいくつかあるはずです。どうかその時のことを心に留めながら、またそのようにして生きることを私たちに教えてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。


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DATE: 2020.11.22 - 22:12

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