みなさま 藤本@インマヌエル高津です。
コロナ禍にあって、一年を過ぎ、昨年よりは落ち着いて受難週を迎えようとしています。
とはいえ、教会の通常の営みはなかなか実現しません。今年もかわらずに、受難週の祈りをお送りします。
どうぞ、ご自由に用いてください。
●また5月半ばから始まりますインマヌエルeラーニング、石田学先生による第一ペテロの手紙のチラシを添付します。
8週で8千円です。動画を見ながらの聖書の学びです。申し込み方の説明もPDFチラシの2枚目に記されています。
拡散してくださると、感謝です。購入はすぐに行うことができます。 動画の配信は、5月半ばからです。
牧師にも神学生にも、信徒説教者にも、信徒の方々にも優れた学びとなります。
●石田先生は、新約学者・牧師・説教者としてたいへん用いられています。現在は加えて、日本聖書協会の理事長をなさっています。
ふるってご参加ください。
よい受難週、イースター、また年度替わりをお迎えになりますように
********************************* T・Yより 次の日曜日3月28日に今年の受難週が始まります。 藤本牧師が早々と黙想のしおりを準備してくださいました。心から感謝いたします。、 今日はまだ木曜日ですけれども、各地の教会で用いられますように、一足早くホームページに掲載いたします。
送られて来たメールに添付されたファイルは3つありました。 2つは「受難週の祈り」のワードとPDFです。 こちらに添付するのはPDFといたします。ワードは以下にそのままをコピーしております。 聖句については、藤本牧師は第3版を使用されているようですが、そのまま掲載といたしました。
あとの一つは、二枚一続きの石田学先生のe-learning第一ペテロのチラシです。 チラシは「受難週の祈り」の、次の欄に掲載しておりますので、そちらもご覧ください。
******************************* 29(月)我が神、我が神、どうして?
「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」(マルコ15:34)
イエスさま、あなたの十字架での苦しみがどれほどであったのか、想像もできません。 同じように、あなたが私のために担われた罪がどれほど大きなものであったのか、十分に分かっていません。 せめて、受難週、あなたの十字架の苦しみを想像し、あなたに背負っていただいた私の罪がどれほど複雑で、根深いものであったのかを理解することができますように助けてください。 ですが、十字架を見上げて、一番実感したいのは、あなたの愛です。この十字架の御苦しみが「私のためであった」ことを悟らせてください。御苦しみを想像し、自分の罪の大きさを想像できるのなら、それ以上に、あなたの愛の大きさを、その広さ、長さ、深さの幾ばくかを知ることができますように、私をあわれんでください。
30(火)父よ、彼らをおゆるしください 「父よ。彼らをおゆるしください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」(ルカ23:34)
主よ、私は何をしているのでしょう。賢いと思っていても、とんでもなく愚かです。健康に気遣っていても、ひどい病気にやられます。明るく生活していたのが、一変して心配事に支配されます。あなたを信じて従っているようで、どこか「苦しい時の神頼み」にしか過ぎない自分を情けなく思います。 でも、それ以上に、不用意に人を傷つけ、知らず知らずにいい加減になり、不注意な自分が周囲に迷惑をかけてしまいます。 だとしたら、聖なる神の御前にどれほど罪深いことか。 そんな私が、信仰者となることができたのは、また信仰者であり続けることができるのは、ひとえにあなたの祈りの故です。 私のために祈ってくださり、ありがとうございます。私を赦しくださり、今日も私を受け止めてくださり、感謝します。 どうか、あなたの愛の大きさを心に刻むことで、あなたの愛に応える者とさせてください。応える道を教えてください。応える力を与えてください。
31(水)まことにあなたに告げます 「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしと共にパラダイスにいます」(ルカ23:43)
イエスさま、あなたはゴルゴダの丘で隣に磔になっていた男を祝福されました。 あなたを前にして、一瞬にして自分の罪深さを悟った男を。あなたに必死にすがって祈った男を。「イエスさま。あなたの御国の位におつきになるときは、私を思い出してください」。 私は、今日同じ言葉をもってあなたに祈ります。 私のことを覚えていてください。悩みの中にある私を。気力を失ってしまう私を。前向きになれず、さまざまな恐れと不安に捕らわれてしまう私を。 コロナの中で孤独な私を。病んでいる私を。これから待ち受けている試練におびえる私を。 いや、主よ、私だけでなく、私の家族を覚えていてください。新しい環境に飛び込んでいく子どもたちを。あなたの救いに無頓着である家族をも覚えてください。 私はあなたにすがります。この犯罪人の祈りに応えられたあなたは、わたしの祈りに応えてくださることを信じて祈っています。 あなたが覚えてくださるなら、私と私の家族は、憐れみ深い御手に握られていることを信じています。
1(木)わたしは渇く 「この後、イエスは……『わたしは渇く』と言われた」(ヨハネ19:28)
主よ、あなたがそのようにおっしゃったことに心をとめます。喉が渇く、口が渇く、いやそれ以上のことであることを。病気の人が水を取ることができずに、唇が割れるほどになっているのに、似ているでしょうか。体中の痛みが叫び声を上げているのでしょうか。 イエスさま、あなたは身体が引き裂かれる痛みを、心が張り裂ける様子を、「わたしは渇く」とおっしゃいました。神の子が人となられたことがよくわかりました。 新年度の忙しさとプレッシャーで悲鳴をあげる身体の弱さも、悩みや心配事で折れてしまいそうになる心の弱さも、疲れで乾ききった心も、あなたは知っておられるのです。「弱さに同情できない方ではありません」と聖書の御言葉にあります。あなたは、弱くて疲れやすい私の身体のことも心のことも知っておられます。渇きを知っておられるあなたですから、私たちの身体のことも心のことも気を遣ってくださいます。 私たちに語りかけてください。「無理をするな。よく休み、よく寝て、しっかり食べよ」と。自分をいたわることを教えてください。
2(金)完了した 「イエスは酸いぶどう酒を受けられると、『完了した』と言われた」(ヨハネ19:30)
イエスさま、私はあなたの言葉を不思議に思います。手足も動かずに、はりつけになって身動きできなかったあなたが、十字架の上で、地上生涯の最大の働きをなさっていたとは! 私たちの罪を担い、罪に対する裁きを受けてくださり、神のもとへと連れ上るために、贖いの御業を完成へと導いておられたとは! あなたの公生涯でなされたいかなる奇跡にまさって、いかなる教えにまさって、この苦しみを、あなたは忍耐をもって受け取り、父なる神への従順を全うされました。 主よ、私たちにもそのような日があります。今日一日で何をなしえたか? 何もできませんでした。 気づかせてください。何をなしえたか以上に、今日も父なる神に従順であっただろうか?と問う思いを与えてください。焦らず、いらだつことをせず、柔和に謙遜に生きることができますようにしてください。
3(土)わが霊を御手にゆだねます 「イエスは大声で叫んで言われた。『父よ。わが霊を御手にゆだねます』」(ルカ23:46)
イエスさま、あなたのこの祈りを私たちは毎晩祈っています。暗闇の中で、何が起こったとしても、あなたの御手にすべてをゆだねることができるように。 主よ、あなたの御手にゆだねることが、私たちにとって究極の平安であると心から信じています。 また、あなたの御手にゆだねる以外、どうしようもないことばかりです。私の全存在を、あなたにゆだねてることを教えてください。あなたの祈りの言葉を不安や恐れや苦しみの中で繰り返します。
受難週の祈り
2021 3月29日(月)〜4月3日(土)
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