みなさま
アドベント第3週は米国サンタクララバレー日系キリスト教会の中尾善之介(なかお・よしのすけ)先生が作ってくださいました。
一度、ホームページをご訪問ください。
https://www.jp-scvjcc.org/
とても温かな、手作り感満載の教会。ホームページから教会の雰囲気が直に伝わってきます。
先生方、世界中の教会で、今年は昨年のクリスマスより、心穏やかです。でも、問題は山積しています。
コロナからも守られ、また信仰が守られますように、中尾先生と教会の働きをお祈りの覚えながら、霊想をもちいてくださると感謝です。
藤本満
****************************************************** 今回アドベント第三週も、すてきなアドベントの黙想のしおりができていますね。感謝いたします。 米国サンタクララバレー日系キリスト教会のURLをありがとうございました。 ホームページを拝見して、藤本牧師が仰る通りの教会の雰囲気を感じました。 アメリカの御教会の上にも神さまの御守りと祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。 以下は中尾先生作成のワードを文字だけここに貼り付け、PDFを添付にいたしましたので、そちらもクリックしてご覧ください。(T・Y) *****************************************************
12月13日(月)ルカ 1:41、45
エリサベツがマリアのあいさつを聞いたとき、子が胎内で踊り、エリサベツは聖霊に満たされた。主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。
父なる神さま。私にとって、信仰を持つとは、どんなことなのでしょうか? 自分の信念を貫くことだと思っていた時には、心が折れそうになりました。しかし、信仰を持つとは「この宝を土の器に入れ、計り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないこと」と知ることなのでしょうか。初めてあなたを信じた時、自分をあけわたしたあの時の、言葉に表せない喜びを思い出しました。 どうか、不安に支配される欠けだらけの私に、聖霊のお働きによって、救い主を受け入れた時の喜びを、もう一度湧き上がらせてください。
12月14日(火)ヨハネ黙示録 21:3 私はまた、大きな声が御座から出て、こう言うのを聞いた。「見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々とともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。
父なる神さま。私にとって、神の民として生きるとは、どういうことでしょうか? ひとりのいのちがこの世に誕生するとは、なんと大きな神秘、奇跡、喜びでしょう。そして、ひとりのいのちをこの世から失うことは、どんなに大きな失望、孤独、痛みでしょう。その大切なひとりのいのちに、心を留めることができないほど、ニュースは数だけを知らせ、この世の時間(クロノス)は、急いで私の前を過ぎ去っていきます。 2021年のアドベント。どうか神さま。私のために生まれ、私のために死んでくださった、御子のいのちを思い巡らす時間を、私に与えてください。そのいのちによって、神の民として(カイロス)の時間を、生きる者としてください。
12月15日(水)ルカ 1:48-49 このいやしいはしために目を留めてくださったからです。 ご覧ください。今から後、どの時代の人々も私を幸いな者と呼ぶでしょう。力ある方が、私に大きなことをしてくださったからです。
父なる神さま。私にとって、幸いとはどんなことなのでしょうか? マリアは、この世の目ではなく、神の目を意識していました。しかも、出来栄えや見栄えではなく、あなたから注がれる、温かい愛の眼差しを意識していたのではないでしょうか。もし私であったなら、戸惑いながらも、出来栄えを気にして、あなたよりも周りの評価を、自分の誇りとしたでしょう。 どうか神さま、聖なる神の前に、自分のいやしさを自覚し、自分を否定するのではなく、何が真の幸いかを心に留めることができますように。 あなたから注がれる温かい愛の眼差しで、自分自身を見ることができるようにしてください。
12月16日(木)コロサイ 1:15 御子は、見えない神のかたちであり、全ての造られたものより先に生まれた方です。
父なる神さま。神のかたちに造られたとは、どういうことでしょうか? 神の御子として、この世にお生まれになったイエス・キリストは、その生涯でこの世の枠と型を、みごとに崩されました。見えるもの、聞いてきたことが全てだと思っていた私には、神の愛と届けられた福音は、奇想天外すぎて混乱します。しかしイエスさま、神への全き献身を成し遂げられたあなたのことを思い巡らしていると、神のお心が私の心に響いてくるのです。 自己実現ではなく、この世が評価する自分ではなく、あなたの中に本当の自分を発見し、神のかたちとして回復し、あなたの栄光を現させてください。どうか神さま、私の頭ではなく心に語りかけてください。そして、私の心に、神のかたちをかたち造ってください。
12月17日(金)ルカ2:7 男子の初子を産んだ。そして、その子を布に包んで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。 父なる神さま。私の居場所は、どこにあるのでしょうか? この世は、以前よりも増して分断され、安全だと思っていた場所も、コミュニティーも、人間関係までも、居場所を見失うような状態です。マリアとヨセフは、救い主を出産する場所さえ見つけられませんでした。そんな二人にあなたが与えたのは、飼葉桶です。3度も記されている「飼葉桶」が、もし今の時代に発見されたならば、世界の歴史上最高に価値のある「飼い葉桶」となるでしょう。そこにイエス・キリストがおられたからです。 「ここなら居心地がよい、あの交わりに参加できれば」と、居場所を探してばかりの私です。 どうか神さま、どんな時でも、どんな場所でも、あなたが居られる場所が、私にとって一番の平安と喜びの溢れる場所となりますように。このアドベント、どうか私の心に来てください。
12月18日(土)ルカ 2:15、16 「さあ、ベツレヘムまで行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見届けて来よう。」そして急いで行って、マリアとヨセフと飼い葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた。
父なる神さま。私のベツレヘムはどこでしょう? 羊飼いたちは、恐れていました。彼らが救い主にお会いしたのは、彼らが悔い改めてから、ボロボロの服を新調してからではないのですね。それなのに、一体そこで彼らに何が起きたのでしょう。 小さな赤ちゃんの姿になった救い主に出会えた喜びで、彼らのアイデンティティーが、変わったというのでしょうか。神さま、私も変わりたいです。これまで何度も何度も、変わることのできない自分の性格や境遇を卑下していました。 どうか、あなたが招き、引き寄せてくださるあなたの元へ集わせてください。その場に足を運ぶことができなくても、どうか私の人生を変えることのできる、希望の光、平和の君、救い主に出会うことができますように。
みことばと共に行くアドベント 2021 第3週 (新改訳2017)
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LAST UPDATE: 2021.12.11 - 02:02 |
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