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::: 説  教 :::


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Name   T・Y
Subject   3/13 ヨセフ(6)知恵者ヨセフ 創世記41:25〜45
☆聖書箇所   創世記41:25〜45
 25ヨセフはファラオに言った。「ファラオの夢は一つです。神が、なさろうとしていることをファラオにお告げになったのです。
26七頭の立派な雌牛は七年のことで、七つの立派な穂も七年のことです。それは一つの夢なのです。
27その後から上がって来た七頭の痩せた醜い雌牛は七年のことで、痩せ細り東風に焼けた七つの穂も同様です。それは飢饉の七年です。
28これは、私がファラオに申し上げたとおり、神が、なさろうとしていることをファラオに示されたのです。
29今すぐ、エジプト全土に七年間の大豊作が訪れようとしています。
30その後、七年間の飢饉が起こり、エジプトの地で豊作のことはすべて忘れられます。飢饉が地を荒れ果てさせ、
31この地の豊作は、後に来る飢饉のため、跡も分からなくなります。その飢饉が非常に激しいからです。
32夢が二度ファラオに繰り返されたのは、このことが神によって定められ、神が速やかにこれをなさるからです。
33ですから、今、ファラオは、さとくて知恵のある人を見つけ、その者をエジプトの地の上に置かれますように。
34ファラオは、国中に監督官を任命するよう、行動を起こされますように。豊作の七年間に、エジプトの地の収穫の五分の一を徴収なさるためです。
35彼らに、これからの豊作の年のあらゆる食糧をすべて集めさせ、ファラオの権威のもとに、町々に穀物を蓄えさせるのです。彼らは保管し、
36その食料は、エジプトの地に起こる七年の飢饉のために、国の蓄えとなります。そうすれば、この地は飢饉で滅びることがないでしょう。」
 37このことは、ファラオとすべての家臣たちの心にかなった。
38そこで、ファラオは家臣たちに言った。「神の霊が宿っているこのような人が、ほかに見つかるだろうか。」
39ファラオはヨセフに言った。「神がこれらすべてのことをおまえに知らされたからには、おまえのように、さとくて知恵のある者は、ほかにはいない。
40おまえが私の家を治めるがよい。私の民はみな、おまえの命令に従うであろう。私がまさっているのは王位だけだ。」
41ファラオはさらにヨセフに言った。「さあ、私はおまえにエジプト全土を支配させよう。」
42そこで、ファラオは自分の指輪を指から外してヨセフの指にはめ、亜麻布の衣服を着せ、その首に金の首飾りを掛けた。
43そして、自分の第二の車に彼を乗せた。人々は彼の前で「ひざまずけ」と叫んだ。こうしてファラオは彼にエジプト全土を支配させた。
44ファラオはヨセフに言った。「私はファラオだ。しかし、おまえの許しなくしては、エジプトの国中で、だれも何もすることができない。」
45ファラオはヨセフにツァフェナテ・パネアハという名を与え、オンの祭司ポティ・フェラの娘アセナテを彼の妻として与えた。こうしてヨセフはエジプトの地を監督するようになった。

☆説教  ヨセフ(6)知恵者ヨセフ
創世記の41章(25〜45節)を読んでいただきました。
前回は少し戦争の話をいたしましたので、もう一回ヨセフの物語に戻りますので、少し復習をいたします。

ヨセフは兄弟たちに裏切られ、ポティファルという所に引き取られ、エジプトの奴隷となります。
しかし真実に仕事をし、やがてポティファルの家の財産管理まで任されるようになり、
しかしポティファルの妻の罠にかけられ、ヨセフは牢獄に入れられてしまいます。
ヨセフは抵抗をいたしませんでした。
そこにある時、王の料理官長と献酌官長が投獄されて来ます。
ヨセフはそのお世話をするように命じられました。
この二人が夢を見ました。
その解き明かしをしたヨセフは、良い方の夢を見た献酌官長に言います。

「あなたは幸せになる。元の仕事に戻る。幸せになったら、私を思い出してください。」
しかし献酌官長は、すっかり忘れてしまいます。
忘れられること二年、彼は牢獄で我慢します。
神さまだけに期待して、我慢をいたします。

で、前回お話しした「神さまは機会を作ってくださった」ということです。
王が夢を見ます。
肉付きの良いつやつやした雌牛七頭がやって来て、ナイルの岸辺で草を食んでいました。
そこに痩せた醜い雌牛が七頭、同じようにナイル川から上がって来て、肉付きの良い雌牛を食べてしまう。
もう一つは麦の穂の夢でありました。

王は国中から呪法師・夢解き人を集めて、尋ねますが、誰一人答えることができませんでした。
夢は明らかであります。ナイルに関わっているということは、
これは豊作・飢饉のことであろう、ということは想像がつきますし、
七頭というのは、七カ月なのか或いは七年なのか――普通、豊作・飢饉は年の単位でやって来ますから、七年だろうと思いますよね。
何とはなくエジプトの学者たちも気がつきはしますけれども、もし間違っていたら、自分の首は飛びます。
誰も答えません。

ヨセフが(王の前に)呼ばれました。
その時、同じような不安を抱えていながら、ヨセフは大胆に一歩踏み出します。
41章の16節のみことばを見ていただきます?ここですね。
【画面:創世記41章16節「私ではありません。神が」にオレンジ色のハイライト】

<創世記41:16>
16ヨセフはファラオに答えた。「私ではありません。神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです。」

ということは、「夢を解く仕事は私ではありません。神が、王さま、あなたの夢を解いてくださる」とヨセフは言いました・

年度の替りに不安を抱える方々に、私(藤本牧師)はお伝えしたかった。
扉を開いてくださるのは神であると。
そしてその扉をくぐって、新しい世界に出て行くことには、大変な勇気が必要です。
必要なのは、ヨセフのような謙虚な信仰です。それは――
「私には無理です。(二回繰り返して)私には無理です。しかし神さま、あなたなら、私の一歩を可能にしてくださいます」
という気持ちを心に刻んで、新しい世界に出発してください。

さて、今日読んでいただいた所は、ヨセフが夢を解き明かしている場面です。
二つのポイントでお話をいたします。

1)夢は現実である

昔からエジプトはナイルの賜物と呼ばれて来ました。
エジプトという国が文化が歴史が、そもそもナイルの賜物。
ナイル川は中央アフリカから始まって、10か国を流れて地中海に注ぐ、世界一長い川です。
全長6650キロ。日本が全長(南北)約3000キロですから、日本の約二倍。

Kさんがエジプトにいらっしゃるというのは、(※笑顔で)私(藤本牧師)は大変羨ましいなぁと思いますけれども、
きっとお仕事をされている中、昔のことも学ばれると思いますが、
1902年に(※アスワン・ロウ・ダムに続いて、1970年に)アスワン・ハイ・ダムができます。
それによって、エジプトのナイル川の治水が始まりますけれども、そこに至るまで、
ナイル川というのは、エチオピア高原から流れ込んで来る雨季の水で、増水し、氾濫して、その肥沃な土壌がナイル川周辺にできていく、
その幅広い大地を潤す農業の賜物がナイル川でありました。

そこから雌牛も上がって来ます。そこから穂も生えて来ます。
ですから肥沃な土壌が毎年供給される七年。
エジプトは、ナイル川の治水を計測する施設の建設や、また天文学も歴史の暦の計算も全部コントロールする程、学問が進んでいました。

雌牛は肥沃な農業の象徴で、ナイル川から上がって来る、つやの良い肥えた七頭は、肥沃の七年ですね。
その後にやって来る七年は、醜く痩せ細った雌牛が、夢は先の七頭を食い尽くす、ということなんです。食い尽くす。

どういうことか?ヨセフは上手に解き明かします。ちょっと見てくださいね。30節です。
【画面:創世記41章29〜36節。29節と30節全文に緑のハイライト】
<創世記41:30〜31>
30その後、七年間の飢饉が起こり、エジプトの地で豊作のことはすべて忘れられます。飢饉が地を荒れ果てさせ
31この地の豊作は、後に来る飢饉のため、跡も分からなくなります。その飢饉が非常に激しいからです。

という風に解き明かすんですよね。
つまり豊作の七年は、食い尽くされてしまうということなんです。
それほど酷い飢饉がやって来る。
ものすごい豊作がやって来たとしても――ま、食料はそんなに貯め込むわけにいきませんし、管理する技術もまだなかったわけですから――当然のことながら、豊作は一年で終わってしまうんでしょう。
しかし、それをどんなに頑張って、どんなに豊かなものであったとしても、次に来る飢饉は、跡形もなく豊かな豊作を忘れ去られてしまう。
その痕跡さえ残らない程、酷い飢饉がやって来ますよ、と言う。

私(藤本牧師)はね、夢は非常に詳しく解き明かされていると思います。
これは具体的に、当時のエジプトを襲った出来事でありましょう。
しかし同時に、これは普遍的にいつの時代でも、また私たちの人生(の様々な区切り)にも当てはまる現実であろうと思います。
七年という区切りである必要はないと思います。
でも順調な区間があり、そこで私たちの人生は喜び楽しみ、
しかし一気に苦しい時期がやって来ますと――先程の30節にありました――「豊作のことはすべて忘れ去られます」と。
《飢饉が、試練が、人生を荒れ果てさせる》というのは、私たちしょっちゅう体験していることですね。

「世界大戦だけは、神さま、止めてください」と私たちは祈ります。
あなたは平和の神でいらっしゃる。
あの豊かで、非常に日本と似たような豊かな国ウクライナが、砲撃によって滅茶苦茶にされているわけでしょう。

その夢解きをする時に、《ヨセフはことが起こることの確かさ》を、こういう風なものの言い方をするんですね。
聖書を見ていただきますが――
【画面:創世記41章32節「夢が〜繰り返されたのは」に緑のハイライト】

<創世記41:32>
32夢が二度ファラオに繰り返されたのは、このことが神によって定められ、神が速やかにこれをなさるからです。

(※二度繰り返して読まれる)
という風に、これもまた詳しく解き明かしているわけですね。
このことをヨセフは事が起こることの確かさとして、王の頭の中に印象づけています。
私(藤本牧師)は災害や戦争が、神によって定められているとは思っていません。
何でもかんでも、神さまの責任を問えばよいというようには、世界はできてないです。
しかし言えることは、《この豊かな七年と、その後にやって来る試練の七年とは、宿命のように現実なのだ》ということですよね。

皆さんが自分の人生を5年の単位で見るのか、或いは20年単位で見るのか分かりませんけれども、
しかし今元気で活発であれば、その10年後とは言わずに、私たちは明日のことさえ分からないんですよ。
考えてみたら、私たちだけでなく、私たちの周りにサタンの策略に取り込まれる人々も出て来ますよね。
考えてみたら、分断されているこの世界でありますから、「二回夢を見た」というのは、
いや、ロシアのウクライナ侵攻の後に、もう一つの国がもう一つの国を侵攻していくのかな、と想像する人もいるではありませんか?

ロシアというのは、大きな国ですけれど豊かな国ではないです。
国のGDPを考えますと、私は韓国より小さいという風に聞きました。
人口は1億5千万、約日本人と同じですよね。
あれだけの広大な(土地を)持っていて、購買力はブラジルとほとんど同じだと。
戦争のために注ぎ込むお金があれば、紛争のために注ぎ込むエネルギーがあれば、
どれほど世界のすべての国が豊かになるんだろうか、と思う程、
昔から兵器の開発、軍需産業、侵略戦争、そして戦争によって荒れ果てた国を立て直す。
《もっともっと我儘な位、自分の国の豊さだけを追求していれば、世界はもっと豊かになるのに》と思う位(笑)ですね、
世界中が戦争・紛争によって乱費しているのが現状ではありませんか?

私たちはロシア・ウクライナ紛争によって、目が覚めました。
「平和」という言葉を掲げているだけではダメなんだ、ということに目が覚めました。
また世界の超大国の政治のやり方一つで状況も変わっていくんだ、ということも分かりましたし、
おおよそすべての病気を、治療の方向に向けて積極的に考えることができる。
ところがコロナ・パンデミックが、世界中を目(※と、区切り強めて)覚めさせるわけですよね。

私(藤本牧師)が申し上げたかったことは、ヨセフが言いましたように、
「王さま、夢ではありません。これは現実です。これは速やかに確かにやって来ます。
それがどれほど確かにやって来るかということの証しのために、神さまは二回夢を見させたのです。」

同じように七という数字、同じようにナイル川が関係し、同じように最初の豊かな七、
そして後に来る本当に乏しい七が全部食い尽くし、荒れ果て、何の豊さの跡も残らない――それがすぐやって来ます、というのが、ヨセフが語ったところの解き明かしでありました。

私たちも分かっています。
東日本大震災の後に、熊本の地震があり、それから洪水が続き、
私たちは様々な意味で色んなものを見直して来たと思いますけれども、
割と安定している川崎にある私たちというのは――ま、そう言えば(防災担当の)Mさんに怒られちゃいますけれども――
ま、今はコロナの最中ですけれども、年々備蓄のペットボトルが減っているというのが現状で(笑)、
一番最初はIさんなんかも厳しく仰って、最低600本。
600本のペットボトル、しかも全部500mlですよね。皆さんが持って帰れるように。
今はね、200本無いですね(笑)。1本も捨ててないので、ペットボトルは年々教会中増えていくんです。
ですから下水としては使えるんですけれども、皆さんが戻って来るにしたがって、食料も色んな入れ替えも全部やってまいりますけれども、皆さんのお宅はいかがです?

皆さんのお宅はいかがですか?と聞いているのは、《夢は現実になる》ということです。
それは確かに現実になるので、神さまはあえて二回夢を見させる程、
――私たちにしてみれば、ニュースを何回も見させる程――
《私たちにやがて襲い来る現実を、私たちの心に印象づけようとしている》ということですね。

二番目のポイント、さっと行きます。
2)ヨセフの知恵

この夢解きの後に、ヨセフはエジプトの総理大臣になります。
41章の37節から今映しますので見ていってくださいね。
【画面:創世記41章37節〜41節。39節「神が〜ほかにはいない」40節「おまえがわたしの家を納めるがよい」に緑のハイライト】

<創世記41:37〜41>
 37このことは、ファラオとすべての家臣たちの心にかなった。
38そこで、ファラオは家臣たちに言った。「神の霊が宿っているこのような人が、ほかに見つかるだろうか。」
39ファラオはヨセフに言った。「神がこれらすべてのことをおまえに知らされたからには、おまえのように、さとくて知恵のある者は、ほかにはいない。
40おまえが私の家を治めるがよい。私の民はみな、おまえの命令に従うであろう。私がまさっているのは王位だけだ。」
41ファラオはさらにヨセフに言った。「さあ、私はおまえにエジプト全土を支配させよう。」

今読みました、(※指でなぞって)37節の頭に「このことは、ファラオとすべての家臣たちの心にかなった」とありますよね。
その「このことは」というのは、夢の解き明かしではないです。
これは直ぐ前のページを見ますと、「このこと」が出て来ますよ。
ちょっとそこも読まざるを得ないと言いますか、33節から――
【画面:創世記41章33〜36節。34節全文、35節「すべて集めさせ〜保管し」、36節「国の蓄えとなります」に緑のハイライト】

<創世記41章33節〜36節>
33ですから、今、ファラオは、さとくて知恵のある人を見つけ、その者をエジプトの地の上に置かれますように。
(※私でなくて結構です、エジプトには優秀な人材がいくらでもいますでしょう、と。
ところが非常に具体的な提案をするんですね、と説明する藤本牧師)

34 ファラオは、国中に監督官を任命するよう、行動を起こされますように。豊作の七年間に、エジプトの地の収穫の五分の一を徴収なさるためです。
35 彼らに、これからの豊作の年のあらゆる食糧をすべて集めさせ、ファラオの権威のもとに、町々に穀物を蓄えさせるのです。彼らは保管し、
36 その食糧は、エジプトの地に起こる七年の飢饉のために、国の蓄えとなります。そうすれば、この地は飢饉で滅びることがないでしょう。

これ詳しく見ますとね、
「国中にあなた以外に監督官を置いてください。行動を起こさせてください。
豊作の七年間の間に、エジプトの地の収穫の5分の1を徴収してください。
それを地方に造るあらゆる倉庫に保管させてください。
保管するための技術を作ってください。」
ここには書いてありませんけれども、当然――
「灌漑用水のための池を作ってください。用水路も整備してください。
洪水で水が溢れる、自然に何もせずに土地が豊かになる――そういう時代は終わります」と(ヨセフは提案したでしょう)。
ま、国の行政と地方行政が一体となって、命令指揮系統を明確にし、確実に保管する技術とシステムを構築してください、と願っているわけですよね。
井戸も掘ったことでありましょう。

「七年間持ちこたえる、ということは、最初の豊かな七年で無駄を出さない。
ぼーっとしていないように。
なぜなら危機は必ず現実のものになります。
これをすべて実行する責任者をお与えになることです。」

するとファラオは言います。
「分かった。その責任者は君だよ。君の背後には神さまがおられる。
君は知恵に溢れている。君は誠実で礼儀正しい。
私は君をエジプトの総理大臣に任命する。」

神さまはいつもヨセフと共におられました。
そしていつも周囲の人々が、ヨセフのことに関心を持つことができるように、人間関係を運んでいてくださいました。
ヨセフは17歳の少年として出て行きましたけれども、今は王の前で立派に確信をもって具体的な提案をする人物になっています。

王が何をびっくりしたのか?
堂々と夢の解き明かしをするヨセフの勇気。
そしてその夢の解き明かしが――まだ王は現実を知らないわけですから――その細部に至るまで詳しく解き明かされ、納得した、ということのみならず、
王は、それは現実に起こる出来事として、自分自身の内に捕らえ、
ヨセフが繰り出したところの様々な提案を、王はなるほどな、という風に思った。

私(藤本牧師)は、神さまが私たちと共にいてくださるならば、私たちにはそのような知恵が与えられるものだと思いますが、ま、少なからず私には与えられていません(笑)。
私は皆さんの知恵によって支えられているだけで、なかなか私にはそのような知恵は与えられていませんが、最後に箴言の30章を読んで終わりにいたします。

箴言の30章です。いいですか?
これはもう画面とスクリーンを見ていただければいいかなと思います。
【画面:箴言30章24〜28節。24節「小さいものが四つある」「それは知恵者中の知恵者だ」、25節「蟻は」「夏のうちに食料を確保する」、26節「岩だぬき」「その巣を岩間に設ける」27節「いなご」「みな隊を組んで出陣する」28節「ヤモリ」「王の宮殿にいる」に緑のハイライト】

<箴言30:24〜28>
(※ )は節ごとの藤本牧師の説明
24 この地上には小さいものが四つある。それは知恵者中の知恵者だ。
(※知恵者中の知恵者というのは、別にヨセフだけではない。)
25 蟻は力のないものたちだが、夏のうちに食糧を確保する。
(※蟻は危機に備えるということですよね。)
26 岩だぬきは強くないものたちだが、その巣を岩間に設ける。
(※決して強くはない。強くはないけれども、しかし自分の住処をしっかりと設けることに努力する。)
27 いなごには王はいないが、みな隊を組んで出陣する。
(※いなごは全員一列並びで誰が偉いというわけではない。でも一人で行動せずに隊列を組むかのように群れで行動する。)
28ヤモリは手で捕まえられるが、王の宮殿にいる。
(※逆に言うならば、やもりは何の役にも立たないような存在ですね、しかしやもりは王の宮殿にもいると。)

私たちが真似することができれば、せめてこの四つ、小さなもの四つです。
でも知恵者中の知恵者です。
将来起こるであろう、確実に起こるであろう厳しさに準備をする。
自分の住まいを確かなものとする。
そして皆で行動する。皆で考える。
一人一人が群れを作る。
教会はそうでありたいと思います。
そして私たちは、やもりのように意味のない生物かもしれない。
しかし私たちはいつも「神の王宮に身を置く」という所に、私たちの知恵があるということを覚えておいていただきたいと思います。

☆お祈りをいたします――藤本牧師
恵み深い天の父なる神さま、夢と思っていたことが必ず現実になるということを、ヨセフは非常に具体的にシミュレーションしました。それがあまりにも具体的であるがゆえに、徹底した計画を立てて、すぐに実行に移せるように提案した、ということが王の心を打ちました。「あなたは知恵がある。なぜなら、あなたの背後には神がおられる」と。私たちは愚かな者でありますけれども、イエスさま、どうか私たちの背後にあって、私たちに知恵を教えてください。

そして私たちは小さなものでありますけれども、やがて来る試練に備えて準備をすることができるように。私たちの住まいをせめて確かなものにすることができるように、家族をいつも一つにしてください。教会にあっては、主イエス・キリストの他に頭となる人物はおられません。主よ、どうかあなたがこの群れを率いて、この群れを一つにしてください。動く時にみな隊を組んで動くことができますように。一人一人は何一つ取り柄がありませんが、いつでも私たちは、あなたの宮殿に住んでいます。あなたを「全能者の陰に宿る」(***詩篇91:1)とありますように、私たちの住処としています。どうか私たちをお守りください。愛するイエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

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