先生方へ
ようやく春らしくなりました。入学式が続いた週でしょう。
今度の受難週のために霊想を両面刷り、三つ折りになるようにお届けします。
今回は、PDFのみです。一太郎で作っていますので、それを使うことができる方は、そちらも添付します。
不特定多数で送っておりますのは、へんちくりんな霊想かもしれませんが、牧師がそれを書いて、教会員の方々にお配りしますという作業を、私が代行しているものだと思ってください。
つまり、いつも申し上げますが、著作権はありません。勝手にご自分のものとしてお使いください。
もちろん、このメールを削除してくださってもかまいません。ホームページやフェイスブックに掲載されるかもしれませんが、見ている人はほとんどいません。
主の憐れみにあふれた受難週・イースターでありますように。ウクライナ・ロシアはなおのこと。
藤本満
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※ここでは一太郎はご覧になれない方が多いと思いましたので、今まで通りPDFの添付、そしてwordを以下に掲載いたします。 word はここでは文字のみですが、PDFをご覧になると、きれいな挿絵も入っていて、3つ折りの裏表両面印刷用になっています。 なお、少しばかり校正をいたしました。T・Y
2022受難週霊想
10(日)初めの愛に帰る 「あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れ果てなかった。けれども、あなたには責めるべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。」(黙示録2:3−4)
イエスさま、あなたはアジアの七つの教会を訪ねて、その現状を見て、その誉めるべきこと、正すべきことを教えてくださいました。この受難週、私たちの心に来てください、その中を行き巡ってくださり、教えてください。 私はいつ救われたのでしょう。いや、いつあなたの愛を強烈に感じたのでしょう。日々、神の愛に生かされていると口で言いながら、ほんとうはあなたの愛を新鮮に感じ、その大きな愛によって救われた日のことを忘れてしまったのではないでしょうか。 私の心を新しくしてください。そのために、初めの愛を思い出させてください。あのときの出来事を。そして同じ愛をもって今日の私を包んでください。
11(月)死に至るまで忠実 「死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与える。」(黙示録2:10)
イエスさま、あなたがスミルナの教会へ書き送った言葉を見るたびに、かつてスミルナの教会の牧師であったポリュカルポスを思い起こします。 彼は言いました。「私は84年間キリストに仕えました。ただの一度も、キリストが私を悪く取り扱われたことはありません」。彼が火あぶりの刑で殉教する直前の言葉でした。 私もいつかは、大変な苦しみに遭うに違いありません。大きな試練に立ち向かうに違いありません。それが病であるのか、大切なテストであるのか、日常的なできごともあるでしょう。 しかし、そのようなときにもあなたに忠実であることができますように力を授けてください。その場面が福音とはまったく関係ない場合であったとしても、あなたが私をいつも支えていてくださることに気がつかせてください。そして、これまでの人生で、あなたはいつも誠実を尽くして私を助けてくださったことを思い起こすことができますように。あなたに忠実であることができますように。
12(火)隠されたマナを与える 「耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。勝利を得る者には、わたしは隠されているマナを与える。」(黙示録2:17)
イエスさま、あなたは私たちに勝利を与えると約束してくださいました。「神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。」(Tコリント15:57) 勝利者のように歩ませてください。誹謗中傷を受け止める度量、忙しい毎日で自分を失わない余裕、様々なものが不足する中でも十分に満たされている心。勝利者として歩ませてください。 そのために、あなたは毎日隠されたマナ(パン)を与えると約束してくださいました。 御言葉を日々の糧としてかみしめることができますように。せっかく与えてくださっているこのようなマナを無駄にしませんように、知恵を与えてください。
13(水)けれども責めるべきこと 「わたしは、あなたの行い、あなたの愛と信仰と奉仕と忍耐を知っている。また、初めの行いにまさる、近ごろの行いも知っている。けれども、あなたには責めるべきことがある。」(黙示2:19−20)
イエスさま、あなたが私の愛も信仰も奉仕も忍耐も知っておられることを感謝いたします。だれも私のような者の信仰の労苦を理解してくれなくても、あなたが知っていてくださるのなら、私は満足です。なぜなら、あなたの報いは人の報いの百倍あるからです。すべてを支配しておられるあなたが私の小さな行いを知っていてくださること、これほど大きな励ましはありません。 しかし、もし責めるべきことがあるとしたら、それはなんでしょうか。いや、それはあまりにも多くてあなたは、伝えようにも伝えきれないとおっしゃるのでしょう。 でしたらせめて一つ教えてください。その一つを正す力と勇気を授けてください。素直になれますように、謙虚に責めるべきことを受け止め、正すことができますように助けてください。
14(木)ほかの重荷を負わせない 「わたしはあなたがたに、ほかの重荷を負わせない。ただ、あなたがたが持っているものを、わたしが行くまで、しっかり保ちなさい。」(黙示2:24−25)
イエスさま、私は山ほどたくさんの重荷が日々のしかかってきていると考えていました。しかし、あなたがほんとうに重荷として担ってほしいと願っておられるのは、あなたとくびきを一つにして、あなたから学ぶことなんですね。 ほかの重荷はすべてあなたのもとで下ろすことができるのでしょう。 ああ、私の人生の状況はなんとあなたの願いからほど遠いことでしょう。どうか、気がつかせてください。あなたから学ぶことこそが、私たち背負わなければならないことだと。しかも、その重荷は軽いと、おっしゃってくださいました。 あなたの恵み、神の愛、聖霊の交わりをいつも大切にすることができますように力を与えてください。
15(金)白い衣を着て主と共に歩む 「しかし、サルディスには、わずかだが、その衣を汚さなかった者たちがいる。彼らは白い衣を着て、わたしとともに歩む。彼らがそれにふさわしい者たちだからである。」(黙示録3:4)
イエスさま、私はここに出てくる「少数」の者の中に入っているのでしょうか?いや、その自信はまったくありません。 しかし、それを目指すことができますように魂の渇きを与え、聖霊の助けを求めることができますように。 十字架の贖いの血潮によって洗われ、復活のいのちを大切にし、あなたと共に歩むこと。白い衣をいただいているのです。ですから、白い衣を洋服掛けの奥にしまってしまわないで、いつでもそれを着る自分でありますように。祈るとき、悩むとき、だれかを助けるとき、しんどいとき、白い衣によって私を守ってください。
16(土)共に食事をしよう 「見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」(黙示録3:20)
いつも心の扉をたたいていてくださることを感謝します。あなたは私を捨てず、諦めず、あなたを追い出してしまったような私ですが、再び私の人生に入ろうと扉をたたいていてくださいます。 この受難週がチャンスです。忙しいかもしれません。ほかにやることがたくさんあるかもしれません。しかし、まずはあなたを心に迎えて、あなたと食事をするかのように、みことばに耳を傾け、あなたと食事をする温かみを体験する事ができますように、お願いします。
みことばとともに 十字架の足跡を
2022 4月10日(日)〜4月16日(土)
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