みなさま
明日はアドベント第2週です。 アメリカ西海岸、サンタクララバレー教会の中尾善之介(なかお・よしのすけ)先生が書いてくださいました。
先生の尊い働きに感謝します。
yoshinakao@gmail.com
中尾先生のメールアドレスです。用いてくだされば感謝です。
第3週は、JECA甲府教会の松村識(さとる)先生が執筆してくださいます。
ご健康が守られ、良いクリスマスをお迎えになりますようにお祈りしています。
藤本満
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中尾先生の黙想はワードで、以下のとおりです。 今回も少々校正させていただきました。送付用としてPDFを添付しております。 挿絵は第1週と同じものを使っておられますが、「アドベントの栞」の見出しには大きくクリスマスツリーを載せてくださっています。 大中小色んなサイズのツリーもありましたが、一番大きいのにいたしました。 ただし、このページには色のない文字だけになりますので、残念です。ぜひPDFをご覧ください。 PDFの方はA4用紙を三つ折りにして携帯できるようになっています。 今週もどうぞ多くの方々に用いられますように。 中尾善之介先生の黙想に心から感謝いたします。(T・Y)
************************* 12月11日(月)ルカ1:38
マリアは言った。「ご覧ください。 私は主のはしためです。どうぞ、あなたの おことばどおり、この身になりますように。」 父なる神さま、 私にとって、主とは誰のことでしょうか? マリアは、「ご覧ください。」と神に対して 全き信頼を持って自らの心を見せ「あなたこそ、私の主人です。」と告白しました。 奴隷には、主人がいます。私が熱心に仕え、謙遜さを身にまとっても、誰の奴隷であるかを知らなければなりません。 イエスさま、私は今、何の奴隷になっているのでしょうか? 聖霊さま、私の心を探り、聖霊の光で照らして下さい。あなたの御言葉を心で聴き、全能なる神のみ前にひざまづき、神のみ業が「この身」に現されますようにと、告白できるようにしてください。
12月12日(火)イザヤ63:9
彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、 主の臨在の御使いが彼らを救った。その愛と あわれみによって、主は彼らを贖い、昔から ずっと彼らを背負い、担ってくださった。 父なる神さま、 私にとって、苦しみとは何でしょうか? 独り子をこの世に送られる時、それはあなたの願いであって、何の苦しみもなかったとでもいうのでしょうか? イエスさま、あなたはご自分を十字架につける 群衆に対して、傷つき、心が痛まなかったとでもいうのでしょうか? 聖霊さま、あなたがそのことを思い巡らせてくださる時、「愛することは傷つくこと」であることが、私にもわかりました。 どうか、御名のために、私の内にみ業を行ってください。み恵みの素晴らしさのゆえに、あなたが愛する人々を苦しみから救い出してください。 そして、あなたの愛で担い合い、愛し合える私たちへと造りかえてください。
12月13日(水)ルカ1:45
主によって語られたことは必ず実現すると 信じた人は、幸いです。 父なる神さま、 私にとって、信じる根拠とは何でしょうか? この世は、否定的評価と現実を持って、私たちの弱さや足りなさを指摘しますが、あなたのご計画は、私たちの弱さを通して実現されあなたの絶大なる力は、むしろ私たちの恐れや弱さ、もろさを通しても現されます。 イエスさま、どこにも信じる根拠など見つからない時に、あなたが私のためにこの世に生まれ、 私の罪と弱さを担って十字架にかかり、死から 復活された事実を思い起こさせて下さい。 聖霊さま、自分の弱さを受け入れられない時、 境遇や誰かのせいにして、あなたが生きて働かれることを信じられなくなります。 しかし、試練の中でこそ、自分の無力さと同時に、そこから立ち上がることのできる「み言葉と祈りの力」が、私にも与えられていることを覚らせてください。
12月14日(木)マタイ1:21a、23
彼がこのことを思い巡らしていたところ、 見よ、主の使いが夢に現れていった。 「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは訳すと、「神が私たちとともにおられる」という意味である。 父なる神さま、 私にとって、神が共におられるとは、どういう ことでしょうか? ヨセフは、不満や恐れを抱えての自己犠牲では なく、徹底的に神へ信頼するという成熟した自己贈与の生涯を送りました。 イエスさま、あなたが「共におられる」という ことは、喜びであり祝福です。ひとりでその荷を負わずとも、あらゆる人生の場面で最善な道を選んでいくことができるのですね。 聖霊さま、どうか律法で学んだことを、柔らかい心で、「愛」によって行うことができるようにしてください。共にいてくださる主に信頼し、私を喜びに満たされた従順な者へと変えてください。
12月15日(金)ルカ2:10、11
御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。今日、ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 父なる神さま、 私にとって、恐れとは何でしょうか? 孤独ですか?拒絶ですか?認めてもらえないことでしょうか? あなたは、それら全てを心の闇に感じていた羊飼いに、最初に福音の光を届けました。 イエスさま、あなたは羊飼いのように、心の深いところに、恥や汚れや傷を持って生きる私たちの「救い主」となって下さいました。 聖霊さま、どうか、飼い葉桶のような私の心に、イエスさまを招くスペースを与えてください。 恐れを締め出し、この世のクリスマスを祝うのではなく、「私の心に救い主がお生まれになった」と、心いっぱい賛美し、喜びに満たして下さい。
12月16日(土)コロサイ3:15、16a
キリストの平和が、あなたがたの心を支配 するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。 また、感謝の心を持つ人になりなさい。 キリストのことばが、あなたがたのうちに 豊かに住むようにしなさい。
父なる神さま、 私にとって、平和とは何でしょうか? 安全に暮らせること、こころ穏やかな毎日を過ごせることなのでしょうか? 世界中がそれを求めて、争いをしています。 イエスさま、安全で穏やかな生活をしている私の心には「キリストの平和」があるでしょうか? あなたが私を救ってくださり、キリストのからだの一部とされたのは、私の心が願望ではなく、 あなたのみ心と「キリストの平和」に支配され、本物の「平和」を持つためなのですね。 聖霊さま、葛藤し混乱する私の心を「キリストの平和」によって統合してください。そして、 夫婦、家族、友人、職場、教会に「キリストの平和」が支配するように導いてください。 そのために、いつも私の心に感謝が溢れ、キリストのことばが、私の心に豊かに住むアドベントとしてください。
「いと高き所で、栄光が神にあるように。 地の上で、平和が みこころにかなう人々にあるように。」
みことばと共に行くアドベント 2023 第2週
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LAST UPDATE: 2023.12.09 - 22:52 |
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