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::: 高津教会 説 教 :::


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Name   fujimoto
Subject   教会(4) 箱船
教会(4) 箱船

 教会をテーマに説教をしてきました。教会は実を付けることが期待されているぶどうの木です。教会は、私たち一人ひとりが、主によって与えられた奉仕の賜物を持ち出して、愛によって結ばれ、成長するキリストの身体です。教会は、主に導かれた人の群れです。その中には、先の者も、後の者もいます。先の者は謙遜に、後の者は追いついて共に主と、天国に向かって歩んでいく、人の群れです。
 そして、教会は箱船です。罪の世にあって、その嵐を越えて、守られて、やがて御国にたどり着く、救いの船です。
 言うまでもなく、ノアの洪水物語です。聖書は、神と人間との関わりを語る、神の言葉ですが、その中でたいへん重要な位置を閉めているのが、ノアの洪水物語です。ずいぶん多くの考古学者が、洪水の地層を見つけては、感動しました。科学者も、関心のある領域です。洪水前の人間は、ほとんど九百才以上生きています。それが、洪水を境に、がっくんと落ちる。7:11に「天の水門を開いた」とありますが、洪水によって、上の水蒸気の層がなくなります。そこで、有害な放射線(x線、ガンマ線)が地上に届くようになったと考える学者もいます。
 しかし、話の中心は人間の寿命ではなく、天変地異でも なく、罪の時代と神が用意された救いの箱船です。それは、罪の時代のただ中に作られました。6:12「神がちをご覧になると、実にそれは、堕落していた。」この堕落した世と罪に対する神様のさばきを免れるために、箱船はあるのです。それと同じ意味で、教会はこの世に存在しているのです。

物語の展開は、こうです。
   14「箱船を作りなさい」
   7:1「箱船に入りなさい」
   7:13「箱船に入った」
              ↓
そして、その後で、16節の最後、神が箱船の扉を閉ざ  された。その通りに3つのポイントで考えてみたいと思います。

1)箱船、それは、神さまが用意された救いの船です。
  制作したのは、ノアとその家族の者ですが、設計図は、神様から渡されました。6:14、22節。ノアは、神の命令によって箱船を作り始める。常識はずれの仕事、人の目から見てどんなに愚かに見えたか。箱船ができるまで、ノアは一言も語っていません。神さまだけが語っておられます。つまり、ノアは、それを黙々と実行しているだけです。
 私たちは、箱船を神さまから造るように言われた、この「ノア」にまず注目をしなければなりません。彼は、8節「主の心に適っていた」「正しい人であった」。それはとりもなおさず、「神を恐れ、御言葉に従う」 従順さにあらわれていました。6:22「ノアは、すべて神が命じられたとおりにし、そのように行った」。主の心に適わない教会があるのか?――あるでしょう。箱船に入っていながら、その箱船自体が騒然となっている、そういう教会はあるでしょうか?――あります。聖書の中では、コリントの教会がそうでした。初代教会に争い事はいくらでもあります。
 しかし、神さまはノアにこの仕事をゆだねられたのです。有能だったからではない。手腕がかわれたのもでない。その心が、神を恐れ、従順な人、それが故にノアは箱船を作る使命を授けられたのです。教会を形づくるのは、そういう人です。

2)箱船が出来たとき、神様は、ノアにおっしゃいました。
  7:1「入りなさい」・goではない、come。神様ご自身が、中にはいるように招いている。「入って来なさい」「ここに安全な場所があります、これが救いの家です、入りなさい。こっちへ来なさい。」comeというのは、内側からの招きです。主ご自身が、すでに、箱船の中におられる、そして洪水のあいだじゅう、いっしょにいてくださり、守ってくださるのです。それは、ことごとく堕落するこの世界から私たちを守り、罪に対する神のさばきから私たちを守る。この世界と私たちの日常がどんなに混沌としたものであったとしても、私たちは、この船に招かれ、この船の中で養われ、嵐を生き抜くのです。
 ノアの時代、彼が正しい人だという理由で、箱船に招かれました。(7:1)しかし、イエスさまはおっしゃったではありませんか。医者を必要とするのは健康な人ではなく、病人です。私は正しい人を招くためではなく、罪人を招くためにきたのです。だれでも、渇いているなら、私のところに来て飲みなさい。ともかく、私たちは招かれています。たちは、この世界を教会へと招きます。

2)7:16「それから、主は、彼のうしろの戸を閉ざされた」。
 「扉が閉められる」というのは、厳粛な瞬間です。しかも、閉めたのはノアではありません。神様が、閉められたのです。この扉には、鍵はありませんでした。かんぬきもなかったことでしょう。「さあ、入りなさい」といわれて、全員入ったとき、神が、扉を閉められたのです。
  閉められた扉は、2重の意味があります。第一に、中にいる者たちを、恐ろしい洪水から守るため・滅びから完全に救うために扉は閉められます。聖書の中で、城壁、門、扉、みんな同じ意味を持っています。それは、外敵の侵入から身を守るものです。もし、それを閉じる必要がないというのであれば、全く敵がいない状況です。もしそれが固く閉じられたというのなら、安全が確保された、ということです。
 教会の扉は、イエスさまご自身です。ヨハネ10:7でイエスさまは、こうおっしゃいました。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。私は羊の門です」。パレスチナの牧場、私達のイメージとは違います。牧場では、牛を追い込んで、囲いをします。勿論、パレスチナの遊牧の世界でも、囲いはあります。しかし、違うところは、ふつうの牧場には、その出入口には、扉がついていて、羊飼いは、追い込んでおいて、ドアを閉めるのですが、昔の遊牧の世界では、それがないということを聞いたことがあります。羊飼いが、文字どおり牧場の門となります。羊飼いが、その入口に座り、そこで横たわって、そこに座って、夜通し羊の群れを守るというのです。いのちを張って、羊のいのちを敵から守ります。
 イエス様は、ご自分が、その門であるとおっしゃいます。体を張って、命をかけて、羊を守っておられる。神さまだけが、この扉の責任を持っておられます。神さまが、いったん扉を閉めたら、中にいる者たちは、失われることはありません。イエス様が入り口だと言うこと、そしてイエス様が門である限り、私たちは固く守られているということでそ。
 神ご自身が、箱船の扉を閉めた、ということは、第二、扉が閉められたとき、これ以上誰も、中に入ってくることが出来ない、ということを意味しています。他は、閉め出されたのです。
 かつて、ノアは、町へでると、彼の鼻先で次々とドアが閉められた。ノアは、のけ者です。罪に染まった人々は、ノアを毛嫌いしたに違いありません。しかも今は、渇いた土地の真ん中で、ビルのような巨大な舟を作るノアの家族・・・完全な笑いものです。しかし、今は、神様が人々の鼻先でドアを閉じられました。
 教会が箱船である、そして神さまがご自身がその扉を閉められるときがやってくる、必ずやってくると、聖書は教えます。マタイ25:10。このときが、必ず来るのです。それまでは、イエス様がおっしゃったように、人々は、普通に食べたり飲んだり、嫁いだりめとったり、遊んだり働いたりしていたのです。しかし、扉が閉まるときが来たのです。一旦閉められたら、この扉は、誰も開けることが出来ません。
 そのとき、世界は、二つに割れます。箱船の外の世界と箱船のうちの世界。そのとき、私たちがいるのは、この二つに一つ、どちらかです。箱の中にいて、救われるか、箱のそこにいて滅びるか。扉に鍵はありません。この扉を開けて、閉めるのは、神様だけです。まだ、扉は開いています。まだ、神様は、声をかけておられます。「さあ、箱船に入りなさい。こちらに入ってきなさい。」

 私は最近、空港に行くのがなんとなく恐怖なんです。以前は、時間を正確に測ってぎりぎりに行きましたが、いまでは1時間前に行って、だれもいないのにゲートでまってしまうんです。それは、昨年、立て続けに2回、乗り遅れたからです。ある程度、余裕を持っていったはずが、何を間違えたか、乗り遅れてしまいました。そのうちの一回は残酷でした。出発15分前なら、自動チェックインの機械は受け付けてくれるのです。京急の駅からエスカレーターを駆け上がって、自動チェックインの機械にチケットを入れると、はねられる。
 さらにエスカレーターで上がって、出発ロビーで、はねられる。その時点で、出発11分前でした。地上スタッフにお願いしました。だって、飛行機はそこにいるんですよ。まだ飛び立っていないんですよ。おそらく、出発時間も少しは遅れますよ。走っていけば、余裕で間に合いますよ。「いえ、お客様、搭乗がはじまっています。いまからいらっしゃると、他のお客様のご迷惑になりますので」そんな、迷惑な輩はいくらでもいるじゃないですか。私もその一人ですよ。早く、入れてくださいよ。絶対に間に合いますから。ゲートでは、最終搭乗案内、いわゆるファイナル・コールのアナウンスが流れているんでしょうね。
 乗り遅れるた悔しさ、それが次第に恐怖感に変わりました。いまでは、だれもまだ来ていないのゲートに行ってしまう、情けなさです。でも、皆さんも、一度乗り遅れると良いですよ。ぎりぎり乗れなかった、1分遅れて乗れなかった悔しさを味わうと良いですよ。
  そして、覚えておかなければならないことがあります。神さまは、世界の時計を止めて、あなたを待っておられる。Uペテロ3:9。世界の時計を止めて、あなたを待っておられる。ですから、私たちは真剣に考えるのです。神さまが待っておられるから、私たちも待つのです。そして我が身を振り返ります。しっかりと中に入っているのだろうか。扉がまだ開いているのをいいことに、出たり入ったりしているのだろうか。もし私たちが、扉の外にいたら、この箱船がどーんと世界の真ん中に作られていくとき、ばかばかしいと思ってはいけないのです。
  無関心ではならないのです。何かあるに違いないと思って、ノアさんに詳しくいきさつを聞かなければなりません。なぜ、真剣にいのちをかけて、ひたすら箱船を造っているのか。中にはいるためには、どうすればいいのか、尋ねてみなくてはなりません。
 なぜなら、神さまは私たち一人ひとりの行いや業績や考え方以上に一つのことを問われる、からです。あなたは、教会という箱船に入っているのか?・・・入っているのか?

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DATE: 2007.04.01 - 00:31

221.114.25.27 - Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)

田代 簡単意見修正::: 一言削除 ::: IP: 125.170.226.227
お久しぶりです。箱舟に入れていただきかんしゃです。
2007.04.10 - 21:45 
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