名前検索
メール送る

名前検索
メール送る

名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
名前検索
::: 高津教会 説 教 :::


12 11 統計カウンターの表示   管理者で接続
Name   DiceK
Subject   「さばかない霊性」 2010.2.14  須郷進先生
ヨハネの福音書8:1-12

ルカ11:4 
「わたしたちの罪をお赦してください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します」
ルカ11:4の主の祈りのところにも書かれていますが、私たちが負い目がある者をゆるさないということは実は大変な問題あるのです。
ある須郷先生のお知り合いで、隣の家の人と親しい交わりがあった人がいたそうです。
家族でのお付き合いであったそうです。隣の家の子供は自分の子供のように思っていたそうです。
しかし、あるときその人の娘が隣の家の前で交通事故にあったとき、その隣の人は家にいたのに娘を助けようと外に出てきてくれなかったそうです。
幸い、娘さんは1カ月の入院でよくなったそうですが、その隣の人の行動がゆるせなかったそうです。
ゆるせなすぎて、神経病にかかってしまったという話をしてくれました。

⇒このことから、人はゆるすことができないと本当に大変なことになってしまうのです。

この話の人は、クリスチャンではなかったそうですが、クリスチャンならどうでしょうか。誰でもゆるすことができるでしょうか。

いいえ!そうではありません。主のために生きる熱心なクリスチャンに限って人をゆるせないことが多いといわれるそうです。

裁くとは一体どういうことでしょうか。
「相手をきりすてて、自分が優位になること」です。
(補足:つまり、簡単に言うとこういうことです。「君は足が速くない」と裁いたということは、「自分は君より早い」と宣言していることになります。)

私たちが聖書を通して理解していることは「裁かれないため裁かない」です。

しかし、熱心なクリスチャンとして、神を第一にしていないクリスチャンに出会ったらどうでしょうか。⇒裁きたくなるものです。

須郷先生もそのような経験をなさったそうです。

★教会会堂
教会会堂建設は牧師の寿命を10年縮ますといわれています。
中野教会では最初はスムーズに進められていて、先生もなんのことはないと思ったそうです。
しかし、牧師が信徒につまずいてしまったそうです。
ある結婚式を先生が行った2組の方がいました。また、亡くなられた方の葬式を先生が行った家族がいました。
先生は、彼らにそのようなことを施したのだから(傲慢に聞こえますが、分かりやすく書いています。須郷先生はすごく謙虚な先生でした。)これから教会を担う人々だと期待していたそうです。
しかし、彼らは会堂のことで、おそらくつまづき、教会を出て行ってしまったそうです。

2500万円という値段で会堂建設に臨んだそうです。しかし、安いため婦人会はその働かれている人のために食事やら軽食やらを用意しなくてはならなかったそうです。
また、男性陣でくぎを打つことができる人は手伝わなくてはならなかったそうです。

そのようなこともあり、つまづかれたのかもしれないと先生はおっしゃっていました。

しかし、その行動に先生が信徒につまずいてしまったのです。
「自分は正しい判断でやっている。この値段で自分が一番頑張っている。」と思っていました。なのに、どうして教会を出ていくのか。
一生懸命やっても無理なんじゃないか。と思ったそうです。

そんなとき、先生が先輩の先生に助言を求めたそうです。
するとその先生は「あやまりに行きなさい」とおっしゃったそうです。
須郷先生は百歩譲る思いでその家族に謝りに行きました。
しかし、「先生、来ないでください。冷却期間が必要なのです」と言われてしまったそうです。

そんなこんなで、教会の中で「会堂」という言葉すらだせなくなったそうです。

★修養会
しかし、ある修養会で旧約聖書から「礼拝」を学んだことがあったそうです。
その中で、善悪の話が出てきたそうです。(創世記より)
あるときは、人を善悪で裁き、また自分を善悪で裁く。人間にはそんな性質があります。といった話だったそうです。
善悪の基準が違うねという話だったそうです。
そんなとき、須郷先生は修養会で語られている聖書個所とは違うところが頭の中で回り始めたそうです。
それが今日のヨハネの8章だったそうです。

聖書では罪に対して厳しく書かれています。
特に姦淫の罪は死に値するといわれています。(申命記22)

そんな中でパリサイ人はイエスを試して問います。
5「モーセの律法の中でこういう女を石打ちにするように命じています。ところであなたは何と言われますか?」

そのとき、イエス様は指で地面にかいておられました。
⇒一説によっては、その周りにいた人々の罪を一つ一つかいておられたとも言われています。
しかし、ここではみこころをかいていたのではないでしょうか?

その裁きの場所がイエス様の存在でゆるしの場所に変わったのです。

★★イエス様の十字架はゆるしの十字架だった。

これが須郷先生に福音理解(イエス様の十字架はゆるしの十字架だ)が与えられました。
牧師の意識が変わりました。すると教会が変わったそうです。

今まではメッセージが厳しいといわれていたそうです。(ちなみに先生はすごくきっちりしている方でデボーションも1分たりとも遅れたくないと思ったりするのだとか。)
理由としては洗礼者が与えられなくて年末に厳しく、「みなさ〜ん伝道しましょう。」となってしまうこともしばしばあったそうです。

席上の人(なんでみんなでもっと伝道しないんだ!!)に、自分(受洗者も出せない伝道師なんて・・・・)に、そして神様(神様!なんであなたは助けてくれないのですか!)に厳しくなったのです。

しかし、修養会後、先生のメッセージも変わったそうです。
罪の中にあっても大丈夫、弱さがあっても来てください!というような内容も多くなり、信徒からは「いつかこの教会を出て行こうと思っていましたが、今日のメッセージを聞いて変わりました。私はここにいます!」といったような方もおられたそうです。

そのあとは、どんなに合わない人が来ても大丈夫になったと聞きました。

そして、2500万円の会堂は立たなかったのに8000万円の会堂はたったのです。
本当の福音意識がわかりが、ゆるしを分かったことが牧師を変え、教会を変えたのです。

★自分の人生の設計を捨てて神に委ねる

8000万円の会堂が立つとき、先生はもう一つの奇跡をみられた。
今まで会堂建設に全く興味のなかった男の人がいたそうです。
彼は、30代に突入する方だったそうで、結婚に必死だったそうです。
しかし、なかなか与えられず、決心したことがあったそうです。それは、会堂建設に尽くすことでした。
彼は結婚のためにためたお金を全て会堂献金します。そして、会堂建設委員長に就任します。
そして、教会堂が立ったら彼はすぐに結婚して新会堂での第一号結婚式を行うことができたそうです。
神様のなさることは素晴らしい。

先生は献身なさる時も様々なことを考えたそう。
子供を満足にさせられないんじゃないかなど・・・
しかし、神様はお子さんを祝福して、今では息子さんは伝道師、娘さんは音楽の奉仕を様々な教会で。
全てを満たしてくださった。
足りない者、弱いものであるにも関わらず、神様はゆるし、愛し、そして用いてくださる。
そんな神様がいらっしゃることが感謝なのです。
そして、私たちもぜひ、実践したいと思わされます。

12「わたしは世の光です。わたしに従う者は決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです」


感想

今回のメッセージは本当に語られました。
神様が自分に語っているのだなと本当によくわかりました。

実は、僕が高津に来るまで通っていたアメリカの日本語教会でも同じ会堂の問題が起こっていました。
何度も何度も教会に集っている人々と話し合いました。
その教会は自分たちの教会ではなく、借りている教会でした。すごく親切な教会で、ほとんど自分たちの教会のように使わせていただいていました。
しかし、牧師にビジョンが与えられ自分たちの教会を取得しようと教会で決まりました。
アメリカで教会を取得するのは日本でよりも何倍も難しいです。
日本ならどこでも教会として使うことができます。普通の家でも教会として使うこともあると思います。
しかし、アメリカではそれは禁止なのです。
駐車場が何台分あるか、そして、教会であるということをその地域が認めなくてはならないとか、様々な問題があります。
教会を建てる、取得することは容易ではありません。

そんな中で時には論争になり、つらい思いをした方も多くいました。

そして、今まで共に奉仕してきた2組の家族が私たちの教会を離れました。その家族とは僕自身もそうでしたが、教会の中でも大きな存在でした。
僕と同年代の子供さんもいらしましたので、ショックはとても大きいものでした。

僕は、当時その教会とは遠く離れたところに住んでいましたので、毎週末のように牧師先生のところに泊っていました。
本当に牧師先生や牧師夫人もつらい思いをしていたと思いますが、僕を毎週泊めてくださりました。

(僕が帰国してから、修養会での礼拝のメッセージもあったそうです。)

その話と今回の須郷先生のメッセージが全くと言ってもいいほどぴったしで、自分のいた教会の話をしているんじゃないかとさえ錯覚しました。

神様は、僕の心を捉えました。

実はその週の土曜日にKGKの集会がありました。
僕と他に3人のメンバーで主催した集会でした。とても祝福され、僕も自分の担当していたことも全てを出し切ることができました。
また、その時の証やメッセージもとても素晴らしく、祝福されました。

しかし、帰るときには少しだけ落ち込んでいました。
それは、「自分は間違ったことしてないのになんで???」と思うようなことが起ったからでした。
須郷先生も「自分は正しいのに・・・」と思ってらっしゃったことがあったと聞きました。
須郷先生は、そのとき「ゆるしの十字架」を実感されて人を愛し、ゆるすという体験をされました。
僕は、そのとき「はっと」させられました。本当に悔い改めました。様々なことがあるし様々な人がいます。
そんなときこそ、愛し、ゆるすのだと、イエス様が十字架で死なれた意味を再確認すると同時に、「福音理解」を頂きました。

感謝感謝な聖日でした。自分のために、愛すべき隣人のために、自分の通っていた教会のために祈らされる1週間になりそうです。

掲示物をメールで送信。 プリントプレビュー
DATE: 2011.03.26 - 23:16

219.45.134.199 - Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; Trident/4.0; YTB730; GTB6.6; SLCC2; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; Media Center PC 6.0; .NET4.0C)

ZlokSealo 簡単意見修正::: 一言削除 ::: IP: 89.178.207.116
<a href=></a>. .  .
2016.10.01 - 19:41 
NuhhyDaf 簡単意見修正::: 一言削除 ::: IP: 89.178.207.116
<a href=></a>. .  .
2016.10.28 - 22:41 
Name   E-Mail   Password

 前文 2010.4.18 種を蒔くとき
 次文 「召されたことを確かなものとする」 2010...
文章投稿 *^^*削除修正返答を書く検索目録を見る。... *^^*

チェックされた全文書を見る
12Simple view *^^*2010.11.28 悲しみの人で病を知っていた ... [1] DiceK 2011.03.27 56971
11Simple view *^^*2010.10.24 「患難さえも喜ぶ」  藤本栄... DiceK 2011.03.27 4503
10Simple view *^^*神の子供 中山信児先生 2010.8.29  [3] DiceK 2011.03.27 14765
9Simple view *^^*キリストの救いの喜び 藤本栄造先生 201... [1] DiceK 2011.03.27 5219
8Simple view *^^*魅力 アーサーホーランド先生 2010.6.6... [1] DiceK 2011.03.26 59019
7Simple view *^^*2010.4.18 種を蒔くとき DiceK 2011.03.26 26775
6現在参照中の文章です...「さばかない霊性」 2010.2.14  須郷進... [2] DiceK 2011.03.26 26815
5Simple view *^^*「召されたことを確かなものとする」 2010... DiceK 2011.03.26 3631
4Simple view *^^*苦悩の中に輝く光 2009.12.27 古川恵子先... [1] DiceK 2011.03.26 3785
3Simple view *^^*パウロ(9)未知の世界へ2009.11.15 藤... [1] DiceK 2011.03.26 18613
2Simple view *^^*7/12 テアテラの教会/明けの明星を仰いで DiceK 2011.03.26 4287
1Simple view *^^*7/5 古川先生のメッセージ! DiceK 2011.03.26 15329
チェック項目を全て削除。 チェック項目を全て削除。

前の頁はありません 次の頁はありません
前へ戻る 1 次へ進む
文章投稿 *^^* 再読込
投稿者氏名を検索項目欄に追加/除去タイトルを検索項目欄に追加/除去内容を検索項目欄に追加/除去 メイン画面に戻る。... *^^*