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::: 説  教 :::


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Name   T・Y
Subject   12/24 キャンドルサービス・戸塚伝道師:クリスマスのプレゼント ルカ2:8〜20
☆聖書箇所 ルカ2:8〜20
 8さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。
9すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。
10御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。
11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
12あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」
13すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。
14「いと高き所で、栄光が神にあるように。
  地の上で、平和が
  みこころにかなう人々にあるように。」
 15御使いたちが彼らから離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは話し合った。「さあ、ベツレヘムまで行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見届けて来よう。」
16そして急いで行って、マリアとヨセフと、飼葉桶に寝ているみどりごを捜し当てた。
17それを目にして羊飼いたちは、この幼子について自分たちに告げられたことを知らせた。
18聞いた人たちはみな、羊飼いたちが話したことに驚いた。
19しかしマリアは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

☆説教  キャンドルサービス・戸塚伝道師:クリスマスのプレゼント

皆さん、こんばんは。そしてクリスマス、おめでとうございます。何か今日クリスマスイブの夜ですね。
クリスマスイブの夜って、なんだか心がウキウキするような感じがしますが、溝口のペデストリアンデッキにはもう11月からきれいなイルミネーションが輝いています。
またスーパーに行きますと、ご丁寧に讃美歌が流れていまして、頼みもしないのに(笑)私たちのために讃美歌を流してくださって、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくださる(笑)。本当に感謝したいと思います。ありがとうございます。
それから三年ぶりのディナーショーなどもやっと開かれるような、恐らく今晩もどこかのホテルで開かれているんでしょうね。

そして子どもたちにとって忘れられない、楽しみにしているのは、明日サンタさんが来るんですね。
私(戸塚伝道師)もサンタさんから色々なプレゼントをいただきました。
覚えているのは小学校一年生の時から覚えているんです。それよりも前は、もしかしたら貰わなかったのか、来なかったのか分からない。
一年生の時にもらったクリスマスプレゼント。それは(※左手を上に右手を下で受けるような感じで)これ位の大きさのブリキのロボットでした。目が赤く光り、口から煙を吐く。そういうロボット、ちゃんと歩くロボットでした。
小学校二年生の時のクリスマスプレゼント、それはディズニーのミッキーマウスの腕時計でした。今思えば随分高かったんじゃないかなぁと思うんですけれども、私(戸塚伝道師)はすごく嬉しくて、その腕時計をはめて学校に行ったことを覚えています。
先生に怒られましたけれども、でも嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
小学校三年生の時のクリスマスプレゼントは、鉛筆削りでした。手動の鉛筆削り。
その鉛筆削りはなんと今も活躍しています。60年以上も活躍しています。ちゃんと削れるサンタさんからのプレゼント。
小学校四年生の時のクリスマスプレゼントは本でした。確かイソップ物語の本だったと思います。
そして小学校五年生からは、サンタさんは来なくなりました。
でもあの25日の朝、枕元に大きな包みが置かれているという、あのドキドキ感、ワクワク感――それは何とも言えないクリスマスの大きなイベントの一つですね。

でも世界で最初のクリスマスは、サンタさんもいない、ディナーショーもない(笑)、イルミネーションも輝いていない。
ユダヤの田舎のベツレヘムの町、その町でクリスマスはお祝いされました。
先程高津教会始まって以来の最年少の朗読者によって、この聖書の個所が開かれましたけれども、そこに救い主キリストの誕生の様子が克明に描かれています。

1)救い主キリストの誕生の知らせを最初に知らされたのは、羊飼いたちでした。

ある夜突然の出来事でした。
天使たちがこういう言葉を羊飼いたちにかけています。
「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです」(ルカ2:10〜11)。

これが天使からのメッセージでした――「あなたがたに救い主が生まれた」。
「あなたがた」とは誰でしょうか? これは羊飼いに向かって言われたことです。
でも2000年経った今も、同じメッセージが私たち一人一人に届けられています。
クリスチャンたちだけではありません。いや、《すべての人に対するメッセージ》が、
「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました」と。

なにかクリスマスっていうと、クリスチャンたちだけが集まって、クリスチャンたちだけがお祝いして、クリスチャンたちだけで盛り上がって、「感謝です、感謝です」と言ってなんか喜んでいるような、そういうイメージをもし持たれているとするならば、
今日初めて来てくださった方――実はクリスチャンだけではない――いやむしろ、初めて来てくださった方々のために、クリスマスはあるのです。
すべての人のために、すべての人のためにクリスマスはあるのです。
いや、誤解を恐れずに言うならば、クリスチャンではない方々のために、クリスマスはあるのです。

「この方こそ主キリストです」(ルカ2:11)――私たちの救い主は「主キリスト」と呼ばれている。
「キリスト」とは、「油注がれた者」という意味です。
油注がれた者とは、昔王さまが即位する時に、頭に油を注ぎました。
そうしますと、主キリストっていうのは、私たちの王さまであるということですね。
この王さまは優しく、私たちの毎日の生活を見守り、私たちの人生を責任もって導いてくださる王さま、「主キリスト」「救い主」。
この「救い主」が私たちのために生まれた。羊飼いたちはこのニュースを聞くわけですね。

「救い主」――じゃ、何からの救いでしょうか?
聖書には、何からの救いかっていうのは、この場所には書いていません。
でも羊飼いたちは、救い主がお生まれになったということを、このメッセージを聞いて、ピ〜ンと来たわけですね。
「あ、やっと救い主が生まれてくださったんだ」
【※次々と侵攻してくる外国の支配に4〜500年もの間抑圧されて、ユダヤ人は待ち望み続ける民であったと、先週藤本牧師の説教にもあったことを思い出しました。】
ユダヤの人たちは、この救い主の誕生をず〜っと待っていました。
この救い主というのは、《今は辛いけれども、きっと何かしてくださるお方である》というそういう大きなイメージで捉えている救い主だったかもしれません。

「この救い主、あなたがたのために生まれました」というその知らせを天使たちが告げた後に、さらに多くの天使たちの軍団が天に現れて合唱したって、聖書に書いてあります。
「すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した」(ルカ2:13)。
そのニュースの後に、賛美の歌声が響いた――これ、CGか何かで再現できるでしょうかねぇ(笑)? 分からないですねぇ。どういうシーンだったのか分かりませんけれども、
ものすごい、想像を絶するような大讃美のコーラスが天から響いて来た。
天使が目に見えたんですね。沢山の天使たちが歌を歌っている様子が。
その歌の内容が、14節に書かれている言葉です。
「いと高き所で、栄光が神にあるように。 地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。」
この大讃美の合唱が高らかに歌われた、このクリスマスの夜、救い主の誕生。

で、羊飼いたちは、この後天使たちの合唱が終わった後、知らされた通り、マリアとヨセフと生まれたての救い主のところへ行くわけです。
「さあ、行ってみてみよう。そして、この天使が知らせてくれたニュースが本当かどうか確かめて来よう」とその家を捜すわけですね。
「飼葉桶」(12)という言葉から、これは家畜小屋ではないだろうか?この辺の家畜小屋がある場所って、一体どこなんだろうか?一軒一軒訪ね歩いたと思います。
でもほどなく捜し当てて(16)、そしてそこにいる人たちに、自分たちが見たこと聞いたことを伝えた(17)、ということが聖書に書かれています。

2)ところでこの一連の物語を読みますと、この一連の物語は羊飼いたちの日常生活で始まり、いつもの日常生活に帰って行くところで終わっています。

羊飼いたちの日常生活とは、どういう日常生活だったのか?
当時羊飼いたちはものすごく貧しく、社会的にもあまり認められないような仕事、そういう立場にありました。
羊を飼う仕事というのは、みんなから、ある意味では差別的な待遇を受けるような、そういう仕事だったそうです。
そのような羊飼い、しかもその仕事は体力勝負でした。
3月〜11月、野原で羊を放牧します。
3月〜11月、野原で放牧した羊たちは、夕方になると羊を囲いに入れて、(羊飼いは)その囲いの中で野宿しながら夜番をするわけですね。
何時間勤務か分かりません。かなり厳しい仕事だったと思います。

3月〜11月の期間に野原で羊たちを放牧したということは、クリスマスが12月25日ではないという、一つの証明になるかも知れません。
聖書のどこにも(イエス・キリストの誕生日が)12月の25日とは書いてない。
でもそのような羊飼いの仕事、いつもと同じような平凡な日常生活のそのただ中に、
この世に生まれたばかりの救い主イエスさまとの出会いという出来事が、向こうから突然やって来たわけです。
羊飼いたちは救い主と出会った後も、いつもと同じような日常生活の大変な現実が待っている所に帰って行くわけですね。

3)でも変えられたことが一つだけあります。

20節の最後、「帰って行った」の前に、「神をあがめ、賛美しながら」という言葉が付いています。
「神をあがめ、賛美しながら帰って行った」――神さまに対して心からの賛美をささげることができるような、そういう気持ちの状態になっていたということでしょう。
《ああ、天使が告げたあの知らせは本当だった。
布に包まって飼葉桶で寝ているみどりご、確かに私たちはそれを見た。
それが救い主だった。あの赤ちゃんこそ、私たちのための救い主、主キリストだった。
ああ感謝します。私たちはそのキリストに会うことができました。感謝します。》
興奮冷めやらぬ思いで、帰り道、夜道を何人かの仲間が、神さまを賛美しながら帰っていくわけですね。
その頃は「きよしこの夜」はなかったでしょう(笑)。どういう賛美だったか分からない。
でも心いっぱいの賛美を神さまに捧げながら、またいつもの日常生活に帰って行くわけです。

私たちも今晩、天使ではなく、クリスマスの雰囲気に導かれて、ここに集まって来ました。
オンラインの方々も共にこの時間過ごすことができました。
キャンドルサービス、一年に一度いらっしゃる方もいます。
今日初めて教会にいらした方、今日初めてオンラインで参加された方、大歓迎です。良くおいでくださいました。
このようなすばらしいひと時、天使の大讃美はありませんけれども、でもオリーブのアットホームな歌声と、そして先程浜田さんのすばらしい讃美歌を聴かせていただき、心が燃えるような思いです。
私たちも共にこのひと時を過ごしました。

でも考えてみたい大切なことがあります。
私たちも、羊飼いと同じように、この時間、キャンドルサービスが始まった午後7時とは、私たちは同じではない。なぜか?
それは、私たちはクリスマスのキャンドルサービスに参加させていただいたからです。
クリスマスという言葉は、クリスとマスに分かれます。
クリスというのはキリスト。マスというのはミサ、礼拝です。
クリスマスというのは、キリストの礼拝という意味なんです。
キャンドルサービス――キャンドルというのはろうそくです。サービスというのも礼拝という意味です。
そうしますと、クリスマスのキャンドルサービスというのは、キリストの礼拝、ろうそくを灯す礼拝――それを意味する。
つまり私たちがこの時間共に過ごしたことは、「救い主を共に礼拝した」ということですね。

で、この礼拝が終わって、私たちは羊飼いたちと同じように、家に帰るわけですよね。
神をあがめ、賛美しながら家に帰ることができればすばらしいと思います。
でも実際のところ――ああやれやれ、キャンドルサービスが終わった。あ、これでやっと一段落ついた。あとは明日のクリスマスさえ乗り越えれば、ああ、何とか年末ゆっくり過ごせそうだ――という思いでしょうか?
家に帰ってそして――あ、まだご飯食べてないから食べよう。そしてもらったこのプログラム、あ、もうこれは処分しよう――と、いつもと同じような日常生活がまた始まるわけですね。

でも私たちはこの時間、救い主を共に礼拝しました。
《「礼拝した」というのは、礼拝する前と、私たちの心の状態は、同じではない。》
二千年前の羊飼い程の興奮はないかもしれない。
でも私たちは確かにこの時間、救い主イエスさまの誕生の賛美を聴き、救い主イエスさまの誕生の御言葉を読み、そして《共に神さまを礼拝した、というこのことは歴史的な事実》なんですよ。
《この私たちは、この歴史的な事実は、心に私たちが意識しようとしまいと、しっかりと神さまが刻んでくださっている。》

今晩寝て、明日いつもと同じような日常生活が始まるでしょう。
でも違うことがある。明日は12月25日の朝なんです。クリスマスの朝なんですよ。
明日の朝、枕元に何が置かれているか(笑)、楽しみにしている子どもたちは沢山いるでしょうね。
でも私たちも明日の朝、枕元には何もないかもしれない。(※胸に左手を当てて)でも私たちの心はちゃ〜んと覚えていることがある。
それは昨日の夜、高津教会で共に集まって、救い主の誕生をお祝いし、共に礼拝したということですね。

私たちの日常生活のただ中に、このお方が共におられる。
神さまをあがめ、賛美するような生活ばかりとは限らないでしょう。
またあの厳しい現実に帰って行かなければならない――そういう方々も沢山いらっしゃると思います。
でも今までと同じではない。私たちは今晩救い主を礼拝したのです。
どうぞイエスさまを連れて帰ってください(笑)。
イエスさまを連れて帰って――いや、私たちが連れて帰らなくても、イエスさまが一緒について来てくださるでしょう(笑)
そして今までとは違う、何か違う、私たちが確かにイエスさまを礼拝し、イエスさまを救い主としてあがめ、そして共にこの時間を過ごした喜びというのは、どこかで心が覚えていて、
それがある時ふとしたことで、神さまの深〜い愛と、ぬくもりと恵みを感じることができるような時が、もしかしたら与えられるんではないかと思います。
日常生活のただ中、明日から始まる日々の生活その中で、私の心に救い主イエスさまが共にいてくださる。
どんな状況の中にあっても、何が起こっても、共にこの救い主がおられる。
このすばらしい知らせ(※Good News福音)こそが、今年の神さまからの最高のクリスマスプレゼントです。

☆お祈りします――戸塚伝道師

神さま、このキャンドルサービスのひと時を感謝いたします。2千年前、世界最初のクリスマスの夜、徹夜で仕事をする貧しい羊飼いたちが天使の言葉を聞いて、救い主イエスさまに出会いました。今晩私たちも救い主誕生の知らせを伺い、イエスさま、あなたを救い主として礼拝しています。

この私のために生まれてくださったあなたが、私たちの日常生活のただ中に、格別に辛く、寂しく、忙しく、不安な日々を過ごされている方々お一人お一人に、共にいてくださることをありがとうございます。

この最高のクリスマスプレゼントを心にいただく夜としてください。そして、どうか私たちがそれぞれ抱える日常生活の様々な課題を乗り越える、恵みをお与えくださいますように。私たちの救い主イエスさまのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

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DATE: 2022.12.25 - 05:37

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